ドミニカ共和国の高速道路を車で走っているとよく農場から豚や牛がトラックで
運ばれているのを目にします。
このように途中で車を止めて水浴びさせたりしている場面も。
運ばれているのを目にします。
このように途中で車を止めて水浴びさせたりしている場面も。
日本ではあまり見慣れない光景ということもあり昔から
「これどこに運ばれて行くのかな？」と思っていましたが
前に運転手にこの豚や牛はどこに運ばれるの か？と直接聞いてみたら
「いつも運び先は首都だよ」と言われました。
ただサントドミンゴ市内でこんな豚や牛を乗せたトラックが走っているの一度も見たことがない、
いつも高速道路でしか見ないので
今度は「一体首都のどこに運ばれていくんだろう、
そんな場所聞いたことないけど後学のため一度見てみたいかも」
とか気になっていました。
「これどこに運ばれて行くのかな？」と思っていましたが
前に運転手にこの豚や牛はどこに運ばれるの か？と直接聞いてみたら
「いつも運び先は首都だよ」と言われました。
ただサントドミンゴ市内でこんな豚や牛を乗せたトラックが走っているの一度も見たことがない、
いつも高速道路でしか見ないので
今度は「一体首都のどこに運ばれていくんだろう、
そんな場所聞いたことないけど後学のため一度見てみたいかも」
とか気になっていました。
この日ようやくトラックの運転手に教えてもらいその場所を
見にいくことができた。
首都の中のかなり目立たない所にあり確かに教えてもらわないと
なかなか辿り着く場所ではない気がしましたが
ここは屠殺場なのだそう。
見にいくことができた。
首都の中のかなり目立たない所にあり確かに教えてもらわないと
なかなか辿り着く場所ではない気がしましたが
ここは屠殺場なのだそう。
豚や牛がたくさんいました。ちょうど水浴びの時間。
屠殺場だけあって牛が流れ作業で分解されていました。
この先はとても青少年には見せられない過激な場面ばかりでしたので
写真はここまで。
分解された牛や豚はそのまま食肉業者や大手スーパーに卸されて行きます。
ここは都内でも屈指の規模をほこる屠殺センターのため
昼間でもかなり肉屋らしきトラックの出入りが多かったです。
この先はとても青少年には見せられない過激な場面ばかりでしたので
写真はここまで。
分解された牛や豚はそのまま食肉業者や大手スーパーに卸されて行きます。
ここは都内でも屈指の規模をほこる屠殺センターのため
昼間でもかなり肉屋らしきトラックの出入りが多かったです。
考えてみたらここであればスーパーよりかなり安く肉が
買えるんじゃないか、と思い
販売の話を聞いてみたら午前中に来れば一般の人にも販売できると
言われこの日は朝一で知り合いと肉を買いに来ました。
買えるんじゃないか、と思い
販売の話を聞いてみたら午前中に来れば一般の人にも販売できると
言われこの日は朝一で知り合いと肉を買いに来ました。
ちょうど豚の頭の量り売りしていました。
計算してみたらこの屠殺場で買えば
卸売市場の値段よりも約半額で買えることが発覚。
まさに川上商法。
計算してみたらこの屠殺場で買えば
卸売市場の値段よりも約半額で買えることが発覚。
まさに川上商法。
自分はCostilla de Cerdo ( 豚のスペアリブ）
を買いました。
これもうちの奥さんに聞いたらスーパーの半額の値段でした。
BBQとかするのにもここで買うといいかも。
を買いました。
これもうちの奥さんに聞いたらスーパーの半額の値段でした。
BBQとかするのにもここで買うといいかも。
しかし肉屋って結構おいしい商売しているんだなぁと実感。
スーパーで買うのと違うので購入した肉は念のため
家でよく洗います。
家でよく洗います。
この日はスペアリブのハニーマスターソース焼き。
かなり美味しかったです。
ドミニカでは珍しい、サツマイモも食べる。
こういう農場から豚が出荷、それが屠殺場で分解されて卸売市場、
食肉店に流れていく、更にそれがレストランなどで肉料理として出される。
経済を勉強するのに一番良い教材かも。
よく学校とかでGDPの定義は「期間内に作られた財・サービスの価値の総和」
とか習ったと思いますが正直これではイマイチ意味が分からないというのが
実感です。
食肉店に流れていく、更にそれがレストランなどで肉料理として出される。
経済を勉強するのに一番良い教材かも。
よく学校とかでGDPの定義は「期間内に作られた財・サービスの価値の総和」
とか習ったと思いますが正直これではイマイチ意味が分からないというのが
実感です。
ようするに
１）農場の豚が１kgあたり１００ペソ販売（利益１００ペソ）
２）農場から屠殺場に運ばれ分解された豚の値段が１kg１５０ペソ販売
（利益５０ペソ）
３）屠殺場から卸売市場に運ばれた豚の値段が１kgあたり２００ペソ販売
（利益５０ペソ）
４）卸売市場からスーパーに流れた豚の値段が１kgあたり２５０ペソ販売
（利益５０ペソ）
５）スーパーからレストランに運ばれて調理された豚が１kgあたり３００ペソ販売
（利益５０ペソ）
２）農場から屠殺場に運ばれ分解された豚の値段が１kg１５０ペソ販売
（利益５０ペソ）
３）屠殺場から卸売市場に運ばれた豚の値段が１kgあたり２００ペソ販売
（利益５０ペソ）
４）卸売市場からスーパーに流れた豚の値段が１kgあたり２５０ペソ販売
（利益５０ペソ）
５）スーパーからレストランに運ばれて調理された豚が１kgあたり３００ペソ販売
（利益５０ペソ）
だとすると利益の合計、
１００ペソ ＋ ５０ペソ ＋ ５０ペソ ＋ ５０ペソ ＋ ５０ペソ
＝３００ペソ
これがこの豚から生まれるGDPの合計なわけです。
１００ペソ ＋ ５０ペソ ＋ ５０ペソ ＋ ５０ペソ ＋ ５０ペソ
＝３００ペソ
これがこの豚から生まれるGDPの合計なわけです。
ところが仮にドミニカでは農場での経営が高くつくのでもっと
農場を安く経営するためにお隣のハイチで豚を育てるとなった場合。
そうなると最初の（１）の１００ペソはハイチでの売り上げになるため
本来ドミニカで３００ペソのGDPは１００ペソ分減って２００ペソに
なってしまいます。（１００ペソのGDPはハイチ国に移る）
農場を安く経営するためにお隣のハイチで豚を育てるとなった場合。
そうなると最初の（１）の１００ペソはハイチでの売り上げになるため
本来ドミニカで３００ペソのGDPは１００ペソ分減って２００ペソに
なってしまいます。（１００ペソのGDPはハイチ国に移る）
現在日本で産業の空洞化とか言われていますがメーカーが高い法人税
などを嫌って海外で生産し始めると結局何が問題になるかというと
上記のように最初の１００ペソのGDPが他の国に持って行かれるわけで
これが問題と言われています。
などを嫌って海外で生産し始めると結局何が問題になるかというと
上記のように最初の１００ペソのGDPが他の国に持って行かれるわけで
これが問題と言われています。
じゃあ、それが何が悪いの？となりますが国のGDPというのは会社でいえば売り上げ
にあたります。要するに国の稼ぎ。
会社員のボーナスも売り上げがないと払えないとのと同じで
国民の年金や社会補償費も国の売り上げ＝GDPがないと原資がないから
配分ができないのです。
まず国の産業を育ててGDPを高めようともせずに年金や社会保障を求めても
最初のそもそもの原資がなければどうにも議論ができなくなります。
にあたります。要するに国の稼ぎ。
会社員のボーナスも売り上げがないと払えないとのと同じで
国民の年金や社会補償費も国の売り上げ＝GDPがないと原資がないから
配分ができないのです。
まず国の産業を育ててGDPを高めようともせずに年金や社会保障を求めても
最初のそもそもの原資がなければどうにも議論ができなくなります。
法人税などを高くして会社などからより税金をとろうとか富裕層から
税金をとろうと思えば多くの
企業や富裕層は海外に逃げます。今の時代は経済活動にはもう国境がないからです。
そうすれば結局はGDP（＝国の利益）は減りますし
そのつけは最後は国民に間違いなく回ってくるのです。
税金をとろうと思えば多くの
企業や富裕層は海外に逃げます。今の時代は経済活動にはもう国境がないからです。
そうすれば結局はGDP（＝国の利益）は減りますし
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もらっています。
ブログでは書かれない観光情報等、内容が満載なのでぜひ
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