家に遊びに来た友達と日本における就職活動の話で盛り上がりました。
友達はとても感受性が高いので
遊びに来るといろいろな角度で日本や世界のことなどを話すことが
多いのですが

海外で生活している場合に帰国後に自分の語学力を面接で
アピールするという場面はよくあります。
そこで英語圏で生活している人は就職活動のために大抵はTOEICをとる、そして
スペイン語圏の場合は多くの人が就職活動のために
スペイン語検定であるDELLを取得する、
これらは語学がある程度できるという指標を雇用主である会社側に示すために
取得するものです。
必要によっては得点をあげるために集中的に勉強をしたりもします。

でも自分の語学証明をするためならもう一つ良いやり方がありそれは
その土地で会社を立ち上げてしまうことです。
日本の企業の求人などを見ると分かると思いますが「海外法人の立ち上げ経験者」
というものにかなり優遇していたり高めの評価をしている企業が多いです。

イメージとして海外で法人を立ち上げるというと難しいイメージがあると思いますが
法人を立ち上げるだけであれば登記をするだけですので誰でもできます。
現地の弁護士の連絡先を少し調べて手続き費用を払えば彼らが勝手に進めて
くれますのでので最低限の語学力があれば特別な能力すら必要ありません。
特別な手続きでもないですので弁護士もそこまで選ぶ必要はないのです。
勉強嫌いでも全く問題ありません。
(むしろ机の上で勉強するのが苦手な人ほどお勧め)

それでいて20歳代ぐらいで「海外で実際に法人を立ち上げてみた、」
という経験があると日本の企業の面接官は必ず食いついてきてくれます。
海外で法人を立ち上げたという時点で語学力についてもある程度この人は
できる人という印象まで持ってもらえるのでお得です。
その時点で面接官はDELLやTOEICを問うことはもうないはずです。
企業が語学を要求する理由はその言葉を使ってこの人が何を
できる能力があるかですので語学がゴールではないからです。
加えて就職の面接で語学ができる人というのは今の時代は
いくらでもいますので語学だけだとアピールになりませんので
それ以外で何かアピールをしたいというケースでもかなり役立ちます。
海外に行き、そこで生活をしてみて「異文化の違いに苦しんだ」とか
「日本の常識が通じない中でxxxを頑張った」などの話も面接官に
とっては聞き飽きている話でこういう話でもなかなか他者と差をつけるのは
難しいはずですが「海外法人の立ち上げ」ですと
十分なアピールにもなりえます。

それでいて先ほども話しましたが法人の立ち上げは
そこまで特別な能力は必要なく誰でもできるので
とてもお得です。にもかかわらず日本の企業では未だに「海外法人の立ち上げ」
=特別なこと、という思い込みは強いのでそこで情報の格差があるわけです。
こういうやり方があるというのを知っているか知ってないか
だけの違いです。
本当は簡単なのに日本だと評価が高い、こういうのは
いわゆる「情報格差」であり(経済学だと「市場における情報の非対称性」とかいいます)
世の中にはよく観察しているとこういうものが多数
存在しており利用しない手はありません。
必要なのはホンの少しの情報収集力だけです。

多くの人は知らないのでそこまで考えることができずに
「人の決めたルール」で競争しようとしますがそれだと
社会に出るとなかなか勝つことができません。
世の中では情報入手に強い人と弱い人が存在しますが「知っている」というだけで
得することは多いですし、情報弱者にならないことはとても大切です。

情報入手の強い人は何か特別なルートから情報を得ていると
世間一般では思われがちですが私の知る限りそういう人たちも得ている情報
ルートは普通の人と全く変わらないニュースとかネットとか誰でもがアクセスできる
情報からです。
ただ大きな違いはその情報を見た時の頭の中で考えたり
創造力を働かせたりすること、同じ情報に触れた時にそこから受け取るメッセージの
違いだけです。

情報入手の弱い人にありがちなのは「常識」を疑うことができないことです。
常識を疑い一歩引いてから自分の頭で全体を考えてみるということが
これからの社会ではさらに重要になるはずです。

日本の社会は特に良くないのが学校教育の弊害でもありますが
「無意識の前提」というものがとても多く存在します。
自分の頭で考える力を養うのに効果的なトレーニング方法とかないですか?
と聞かれましたが一番簡単なのは自分の身近にある「無意識の前提」を
書き出してみたりすることです。
(長男は家に残らないといけない、とか、縁故入社、
原子力発電の是非、学歴と就職、いろいろなことを考えることができます)
その後、何故そういう考え方が根付いたのかなどその歴史的な背景や
理由を考えてみたり調べてみたりすると更に効果的です。
すべての制度や考え方は理由もなくできたりしないからです。
ちなみに日本の教育が自分の頭で考えれない人材を輩出する結果となっているのも
もちろん理由があります。日本人の性質とか思われがちですが全然関係なく
そういうことになった歴史的背景が存在しますので自分で調べると
面白いと思います。

誤解されると困るので付け加えておくとTOEICやDELLを努力してターゲットを
クリアすること、このこと事体は素晴らしいことですし自分も否定はしません。
私自身も英語を勉強していた頃はTOEICの試験を何回か
受講していましたし受験テクニック的なものもやりました。
ここで言いたいのは企業の就職面接で語学をアピールするやり方はひとつと
決めつける必要はない、ということです。

実際に社会に出てからもこういうことはとても多いのです。
人の決めたルールで戦うことを余儀なくされるととても疲弊しますし
それでいて大抵は努力に見合った益を得づらいのですが少しだけ自分の頭で
本質的に必要なことは何かを考えると他の人には見えない多くの情報が
見えてくるはずです。




↓↓↓ 中南米ブログ情報 ワンクリック、お願いします。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ドミニカブログで知ろう!生のドミニカ共和国情報

<エントリー1>
ゆりいかドミニカ(JICAのサンチアゴ派遣教師として働くゆりいかさんのブログ)
http://ameblo.jp/yuriika923/

<エントリー2>
ドミニカ共和国の日々(ドミニカの旅行者のための情報が多い。換金のコツなど旅行前に要チェック)
http://chamoy.nobody.jp/

<エントリー3>
ドミニカ共和国 でたとこ通信♪(JICAの農業関係で働くmaboさんのブログ)
http://blogs.yahoo.co.jp/mabomabomabo123

<エントリー4>
カリブの国で同棲生活(ラテンブログで人気No.1.小説みたいな文才が光る)
http://ameblo.jp/zvz/

<エントリー5>
想いを馳せる(ドミニカを被写体にした写真の美しさは逸脱。必見のブログ)
http://rpt457581.exblog.jp/

<エントリー6>
ベンちゃんのドミニカ生活(看板や道端を走る車などを見た際のドミニカを見る視点が面白い)
http://bentian-dominica.cocolog-nifty.com/blog/

<エントリー7>
魅惑の島 ヒスパンニョーラ (ドミニカ南部やハイチ情報を知るならこのブログ)
http://hispaniola.blog44.fc2.com

<エントリー8>
”CIELITO LINDO”(ブログ)(ドミニカ情報満載のブログ)
http://plaza.rakuten.co.jp/chamoy/

<エントリー9>
”CIELITO LINDO”(HP)(ドミニカ情報を知るなら一押しのHP。情報力がすごい)
http://chamoy.nobody.jp/

<エントリー10>
TOMORROW ~ドミニカ便り~(JICAのサンチアゴの派遣教師の方のブログ)
http://kamucomech.exblog.jp/

<エントリー11>
MANANA ~ドミニカ便り2~(上と同じ方)
http://kamuchika.exblog.jp/

<エントリー12>
ここちんドミニカを歩く(コンスタンサの情報を知るならこのブログ)
http://blogs.yahoo.co.jp/samikotaka

※ エントリー募集中

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(株)リクルート / AB-ROADで
ドミニカ共和国、カリブ海のABガイドとして記事を書かせて
もらっています。
ブログでは書かれない観光情報等、内容が満載なのでぜひ

http://ab.ab-road.net/GUIDE/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー