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一度行ってみたいと思っていた京都の伏見稲荷を訪れました。
インバウンド観光では存在感がある場所のひとつで
海外の日本観光サイトでもよく特集に挙げられている場所です。
実際Trip Adviserでも2年連続で観光名所ナンバー1という旗が立っていました。







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稲荷寿司もそこら中で売られていました。







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稲荷様と鳥居の前で写真を。
京都駅から乗ったタクシーの運転手も「天下の稲荷さんやからな」と
メッチャ鼻息荒かったです。天下の稲荷さん、天下の稲荷さんと何回も
連発。「もうええワ!」と突っ込みたくなりました。
まぁでも観光業が成功するとそこのタクシー業界も活況になると
言いますから経済効果としては良さそう。







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お参りした後はいよいよ有名な千本鳥居を通ります。







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なかなかのインパクト。これは確かに来る価値があるかも。
中国系とはじめとした外国人観光客も大勢歩いていた。







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奥に行くと違う大きさの鳥居も出てきて飽きない感じ。
工夫されてる。







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目にとまったのが鳥居に書かれている企業の名前。伏見稲荷は日本全国から修繕や整備で
寄進者の方たちがいてうまくこれらの企業名をこのように宣伝させることで
文化財としての伏見稲荷の手入れや維持管理がうまくいっている、結果として海外からの観光客を
呼びこむことに成功しているんだなと強く印象に残りました。
自分が子供の頃、京都の観光といえば真っ先に上がるのが清水寺でしたし
伏見稲荷を知っている子供は意外と少なかったはずです。そんな伏見稲荷が清水寺や
奈良の大仏を抜いてTrip Adviserで近年のインバンウンド観光で1位に
躍り出てきたのはなぜかなと興味がありましたが
来てみてよく分かりました。

よく言われているようにインバウンド観光業は今後経済成長が望めない日本という
国の中でオリンピックも控えていますし数少ない成長性が高い事業です。
それにもかかわらず日本の海外からの観光客数は世界でもクロアチアよりも低い
30位とかそんな位置にあまんじているのが現状なのです。

自分は世界をいろいろ旅して確信しているのは日本の観光ポテンシャルは世界でも
1、2を争うということです。日本ほど観光のコンテンツが多く食事も美味しい、
四季によりその楽しみ方も代わり風光明媚な場所、地方のお祭りの数々、など
良いところをあげるとキリがありません

中国やカンボジア、ベトナム、東欧などを例にとるまでもなく
世界では貴重な文化財が時の独裁者により破壊されて存在しなくなって
しまった国が多い中で日本はまだまだ文化財が数多く残されていますし
これはすごく重要なファクターです。
それにもかかわらず現在、日本の多くの文化財というのは整備や修繕、
維持管理がほとんど十分になされてないと言われています。

これらの「文化財」の整備は今後日本のインバウンド観光を増やすのに大事な
キーポイントになると言われています。
今、日本のインバンウンド観光の主役は近隣の中国人や台湾人、などですが
別の見方をすれば欧州や米国をはじめとした国々はまだまだ増加ポテンシャルが
あるということです。
中国人や台湾系の人たちが日本に観光に来る楽しみを買い物などにウェイトを占める
のに比較して欧州やオーストラリア、米国などの人たちが日本観光でみたいと
しているのは日本文化の体験や美しい景観、有名な神社や名所を訪ねることなど
旅行会社のデータでははっきりと出ているそうです。

そして近いから故の短期滞在が多い中国系と比較して日本から遠い国である
欧米の人たちは観光に来た際の滞在時間も2週間-1ヶ月など長くなりますし
1回の観光で日本に落とすお金も非常に多くなるのでインバウンド観光業で
日本が実際に経済成長と結びつけることができるかどうかのカギともなるわけです。
それらの欧米人が関心がある「コンテンツ」がこれらの文化財や美しい景観
なのであれば日本としては本来国をあげて修繕や整備に取り組まないと
いけません。





(支援3.0の時代に学ぶべきもの)
伏見稲荷のインバウンンド観光における成功は学ぶものが多い気がします。
民間企業の支援をうまく使い、また彼らにインセンティブを出すために
企業宣伝をうまく活用する、こういう民間企業からうまく支援を引き出す
というのは
今後もっと取り入れるところが増えると思います。
(今までも企業がこういう文化財に支援をするという形は松下電気を例にとるまでも
なく「メセナ」の活動のようにありましたが大企業がこのような形で支援して
何となくイメージとしてもパトロンという感じでした。
これがもう少し中小レベルや個人企業レベルの
人でも支援しやすくするためには適切なインセンティブをうまい宣伝の形で出す、
その代わりパトロン的なことではなく相互にインセンティブをきかせるという発想です)

かつての支援1.0と言われていた時代では支援の形は草の根無償強力で
あるとか政府による有償による協力で、その次の時代に生まれたきたのが支援2.0と
言われる時代。これはまさに今の時代でSNSが登場したことにより
インターネット上からの発信としてつなげることで人々の中に
進んで支援をする人たちが急激に高まっている時代です。
クラウドファウンディングの登場もこの支援2.0を大きく後押ししていますが
ここで大事なのは支援をつのる側が「ストーリー」を語る力
です。
そしてその次に来るのが支援3.0と言われる次の時代です。
この支援3.0と言われる新しい形が
生まれつつありますがそれは支援する人たちが民間企業の(宣伝などの)
インセンティブをうまく引き出して「継続的な」支援につなげていく
例です。
まさにこの伏見稲荷はこの支援3.0と呼ばれる時代にいち早く対応した
例かもしれません。

自分の知り合いでアフリカのマイナーな国でその国の観光本を作る、
そこで得た収益を村の貧しい人たちにも還元するということで
クラウドファウンディングでの支援で目標支援金額を達成していた
友人がいました。ここまでですと支援2.0ですがその友達は1歩進んでそこから
さらに企業の支援を勝ち取る所まで踏み込んでたとえばですが
①車の会社ならアフリカでいかに耐久性があるかを実装してそれを
記事にします、みたいなことを書くことで企業からも支援金を集めて
一方で企業へのインセンティブとして自分が持つオウンドメディアや
多方面のメディアと提携して企業の宣伝を記事に書いていました。

これはひとつの例ですが
この支援3.0時代に必要なのは支援に携わる人間と民間企業を
つなげる力を持った人でこういう新しい職業も生まれると言われています。
これらの力を持った人は企業へ適切なインセンティブをプレゼンして
支援を引き出すことができる人たちで
今後の時代のあらゆる場面で需要が出てくるのではと思います








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