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先週に弾丸ですがニューヨークに滞在しました。
ドミニカから近いのとドミニカ人が多く住む&日本へ行く時必ず
トランジットで通るので何となくいつでも
行けるような気がして10年近くが過ぎてしまいましたがニューヨークに
滞在するのはこれが初めて。










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朝一の8時から面談をこなした後は余った時間を使いニューヨークの
町を見学することに。
まずはロウアーマンハッタンの南端にあるバッテリーパークを目指す。












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バッテリーパークに到着。ここから自由の女神を見に行くクルーズが出ています。











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港にこんな像が建てられていた。移民が港に流れ着いて引き上げられている
シーンのようですがとてもニューヨークらしい。
かつてのアメリカではヨーロッパからの移民が増えるに連れて最初に流れ着いた
アングロサクソン系のWASPという白人達は移民の管理の
必要性から最初の移民局をこの地に設けたのです。
それ以来、アメリカを目指す欧州の人達の入国の入り口となったのがニューヨークにある
エリス島。












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クルーズの乗る前に飛行場並の荷物検査をする。











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いよいよ出港。ニューヨークの町が遠のいていく。
ニューヨークという町の全体を改めてこうして見ると何か不思議だ。
宗教改革の際に信仰の自由を求めたピルグリム・ファーザーズ達が最初に
この地に到着した時はこの地はまだ未開の地。
当時からまだ400年しか経ってないことを考えると人類が持つポテンシャルというか
人間が持つ開拓能力がいかにすごいかというのを感じずにはいられない。











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テンション上がる観光客。












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10分ほどで自由の女神が近づいてくる。












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初めてみる自由の女神に感動。
頭の中ではアメリカの国歌がぐるぐると。


https://www.youtube.com/watch?v=1EpauHrHQQk

何度も来ているし住んでいた事もあるのですが何故か「ついにアメリカに来た~」と
思ってしまいました。











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自由の女神があるリバティ・アイランドに到着。










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中央にはアメリカの星条旗が掲げられていた。
もう頭の中ずっとアメリカの国歌が流れている。










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近くで見る自由の女神はさすがに大きい。

自由の女神と言うのは
ドラクロワというフランス人画家が書いた有名な絵画「民衆を導く自由の女神」がモデルとなっていますが
フランスがアメリカ独立100周年を祝い、友好の証として
アメリカに1886年に寄贈したもの。
当時1800年代は最大の高い建物でも5階建てだった時代に
22階にも相当する像を造ったのだそう。

費用も相当なものだったはずですが
フランスはこの像を造るにあたりフランス民から募金などをつのり建設したのです。
フランス人が何故そこまでして寄贈したのかは共にイギリスからの独立を勝ち取るための
戦争を戦った仲ということもありますが当時のフランスの時代背景も大きかったとか。
フランスは、アメリカ独立に刺激されて起こったフランス革命後、
ナポレオンの帝政,そして人民による統治を目指す共和制と変動した時代。
19世紀半ばにはナポレオン3世が帝政を敷いた際に
ナポレオン3世の帝政に反対し、民衆による統治をするための共和制復活運動を展開した
頃に彼らフランス人にとってアメリカの民主主義は目指すべき姿となったのです。
この自由の女神はその象徴。

アンシャン・レジーム、旧体制からの脱却と言う言葉はフランスで生まれた言葉だ。
ルイ16世とマリー・アントワネットをギロチンで首をはねさせた
フランス革命からナポレオンの時代を通過しているフランス人というのは
その過程で月日の暦までも変えていたり宗教への崇拝を根絶しようとしたり
一度それまであった国の伝統を白紙に戻すような動きがあった国だ
そういう点では国としての伝統や歴史的な基盤を持たないアメリカと言う国と
通じるものがある気がするし現在のフランスがアメリカのように多種多様な人種が移民して
国を形成しているのも共通するものがある。国としての古き伝統や慣習だけでなく
独自のアンシャン・レジームからの脱却思考がフランスと言う国に多種多様な人種の混在を
許す土壌を与えているのではと。
















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