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南米のガイアナへ移動してきました。
日本では「ギアナ」という名前の方がまだ知られているかもしれませんが
いずれにせよ南米ではややマイナーな国で南米と言うよりはカリブ海諸国の文化に
かなり近い印象の国です。

元イギリス領ですが多くのアフリカの国と同様に1960年代にイギリスから
独立してその後、マルクス・レーニン主義を掲げて社会主義の元に独裁が続いた。
その結果としてガイアナは今でも中南米では貧困率、犯罪率が高い国として有名だ。

元イギリス領土の国などはアフリカ諸国でもそうですが
戦後の帝国主義が崩壊していく時代にイギリスから独立をしましたがその際に
イギリスは完全に手を引いて政治運営にも
タッチしなかった。
ただその後はガイアナだけでなく多くのアフリカ諸国での元・イギリス領の国で起きたことは
独裁政治によるとてつもない虐殺と貧困でありビジネスや投資環境がそろうのに
時間がかかっているのが現状だ。
今でも中南米カリブエリアでフランス領ギアナやマルティニーク、グアダルーペなど
フランスが強いつながりを持っているのとは対照的だ。

アフリカ諸国でも一国の国がフランス領としてフランスの影響下に
あり独立後もフランスとの結びつきが強い状態で少しづつ民主化を獲得した国は
その過程で比較的混乱は少なくマルクスレーニン体制とも距離を置き自由主義の元に
うまく国が機能しているし、国際的な関係から孤立せずにいるけど(セネガルやモロッコ、
コートジボアール、カリブ海ではマルティニーク、フランスギアナ)
そうではなく独立後に先進国からの支配を逃れたという勢いだけで「自分たちだけで運営を!」と
なったアフリカ諸国や南米のほぼすべての国で起きたのは
独裁と強大な貧困だ。















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ガイアナに来ると裸で歩いている人をたくさん見かけます。














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知り合いと食事を。
このガイアナ人から「あの時話した妹の話を覚えているか?」
もちろん覚えているよと答える。

↓(2011年のこの時の話)
http://blogs.yahoo.co.jp/skpanic/62077782.html

昨年携帯に見たことないナンバーの電話がかかってきたそうだ。
電話をとるとスイスからの電話で
3年前に話した生き別れた妹からの突然の電話。
あまりの嬉しさに言葉も出なかったそうだ。

ガイアナへの旅費を出してあげて妹を一時帰国させて
お祝いをしたらしい。
この1週間だけは誰も電話をしないで欲しいと皆に言ったのだとか。


あれから3年か、、、あの時の妹と再会できたとは感動的。














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昼から飲んでそのまま夜に突入。















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ガイアナと言うと治安がとても悪いことで有名。
この人もどこへ行くにも銃を携帯しているそうだ。
この前、近所の農家に大蛇があらわれて大騒ぎになり銃で頭を撃って
退治したそう。
ガイアナだとそういう危険もあるのか。。。。















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そのまま早朝の便で帰国へ。
ガイアナの帰国の便はいつも早朝しかないのですがそうなると2時間前に空港に
到着するためにたいてい深夜に移動することになります。

この深夜の移動が正直あまり好きになれない。
首都のジョージタウンを出ると空港まで約1時間、ジャングルを切り開いた1本道
をひたすら進むのですが毎回タクシーの中で
「空港まで何事も起きなければ、、」という感じ。
空港までの長い1本道。経験上、こういう場所がもっとも強盗に会いやすいからだ。

この日、突然脇道から車がバックでこの通りに出てきてタクシーとぶつかりそうになる。
タクシーがすぐにブレーキをかけて難を逃れたが「もしかして」と思い、
運転手に「車に近づかずに距離を置いて様子を見よう」と。
(強盗の場合は、近づくとこちらの車を止めるためにぶつけてくるので)

SK : 「あれヤバいな」
タクシー:「ちょっとヤバいね。でもただの酔っ払いかもしれないのでちょっと様子を見よう」

この車は単なる酔っ払い運転だったようでその後も写真のように
我々の前でフラフラしながら蛇行運転を繰り返す。
相当酒が入っているようだった。
その後、行けそうなタイミングで追い抜く。


今日も問題なく空港に到着することができた。
















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Transitでマイアミに到着。サントドミンゴまでもう少し。














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マイアミと言えばこの日本食店「MATSURI」に立ち寄るのが毎回の楽しみ。
東海岸の全レストランの中で毎年上位に入る人気店だそうで
この日もお昼時やや過ぎていたのですが満席。
1日の集客数がお昼で250人、夜には多い時で400人、平均出500-600人
らしいですがすごい人気店だ。
確かに何時に来ても基本的に満席な気がします。
海外の日本食屋は様々な国で30-40店以上は行きましたがこのMATSURIが圧倒的に
凄いです。













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来るたびに新しいメニューが増えています。













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この日食べたのは新メニューの「生ウニ丼」、ギンダラの味噌焼き
に揚げ出し豆腐。
生ウニ丼は余すところなくウニが盛られていたのでちょっと感動。
味も日本と全然変わらない。
これで3000円ぐらい。
ギンダラの味噌焼きも最高でした。













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乗ったタクシーですが運転手がキューバ人でした。
米国マイアミはキューバ系のビッグコミュニティがあることで有名で
タクシー運転手はキューバ人がとても多い。

この人も3年前に子供や奥さんを置いて生活費を稼ぐために
キューバから亡命してきたのだそうだ。
5人乗りのボートに乗り込み3日間かけてマイアミに到着したとか。
キューバは物資もないため船は自分たちで手造りという、、、(汗)
一応エンジンはついていたと話していたが簡易なボートだ。

「漂流とか心配じゃなかったのか?」と聞いたが潮の流れが悪く2日で着くはずが
4日かかった時は食料も少ないので不安だったそうだ。途中で死ぬ人も大勢いるので
本当に命がけの亡命だ。
「子供にはいつか会いたいね。キューバは後数年で変わるはずだ、あんな共産主義は
長くは続かないよ」とはきすてるように話していた。
壮絶な人生だ。。。
生き残るっていうのは重い言葉だ。
(ちなみにオバマ政権では亡命したキューバ人のキューバ帰国が許されるように
米国の法律が緩和された。ただこんなに近いのにいまだに
米国―キューバ間での飛行機便は飛んでいない)











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