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この日は日本人の友達と元日本ハムのエリック・アルモンテが
やっている少年野球アカデミーで主催していたトーナメント戦でした。

↓(少年野球アカデミー)
http://blogs.yahoo.co.jp/skpanic/63826930.html


サントドミンゴの他の少年野球チームを招いてのトーナメント戦だそうで
10歳から上の部と9歳以下の部ですがこれは10歳―12歳ぐらいまでの
チーム。

下に書きましたがドミニカの少年野球は日本といろんな意味で違うので
かなり新鮮で面白いです。












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元・日ハムにいたエリック・アルモンテ。
とても気さく。

この前の週の試合も見にに来ていたのですが
そこでものすごい強烈なゴロの打球がショートに飛んでいく場面がありました。
ショートを守っていた子はひときわ小さい少年でしかも打球が飛んだのは
やや深い位置です。「こりゃぁ、抜けたな(外野に抜けた=ヒット)」
と思ったのですがその小さい子のグローブにしかも逆シングルでスッポリ入りました。
自分は「逆シングルであの打球をよくとったなぁ、1塁には間に合わないだろうけどあんな小さい子がすごいな」
と思ったのですが次の瞬間、、、
その子は逆シングルから身を少し起こすとやや中腰の状態でスナップスローで1塁にストライクの送球。
アウトになりました。

野球やっていた人は分かると思いますがショートが深い位置でとって逆シングルからスナップスローで
アウトにする。まぐれでできるプレーではないです。
あの小さい子は何者だろう、、、と思い友達に聞いてみましたが
アルモンテの息子だそうです。しかもまだ9歳なのに11歳や12歳の子供とまじって
プレーしている。
やはりカエルの子はカエルというか、すごい才能だな、、、と思いました。
走らせても11歳などの子より全然足が速いのだそうで将来のメジャー候補かな。














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こちらは西武にいたエステバン・ヘルマンの息子。
この子もうまい。
またメジャーのスタープレーヤー、アルバート・プホルスの甥っ子もこのチームにいますが
やっぱりプロの子や親せきは皆、とてもうまい。














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後、このピッチャーの子がかなり球が速かった。
11歳だそうですが11歳の球にはとても見えませんでした。
写真でもかなり打者が振り遅れているのが分かりますがこの試合を通じて
セカンドゴロかファーストフライか三振かフォアボールだけしか見なかった。
ストライクゾーンに来た時は全然あたりそうもなかったし
右打者はどの子も振り遅れて左に誰も飛ばせませんでした。

この子は将来メジャーに行けそうと言われているそうですが確かに行けそうだ。
打者としてもフェンス直撃のすごいライナーの打球を飛ばすし
本当に11歳かという感じ。











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少年野球と言えばチームに必ず1人はいる太ったドカベン。
2人ぐらいいたのですが
ドミニカのドカベン見た目はすごい打ちそうに見えるんですが
Pica Pollo食いすぎているせいか
皆、ものすごくスウィング鈍くて全然打てそうもなかった。












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この少年はビリーという名前でうちのマンションの上の階に住んでいる子。
別の日ですが試合の日の朝に駐車場で会いました。友達からこの日は
トーナメントとたまたま聞いていましたがビリーがユニフォーム来ていなかったので
「あれ、ビリー、今日試合じゃないのか?」と聞いたら
ビリーが「今日は俺の誕生日だから(誕生日会があるから)行けないんだよ」
と言っていました。

そして試合はすっぽかしてビリーの両親と共にその日はバーベキューをしに家族皆で出かけていく
場面を見ながら
日本じゃあまりない理由だけどドミニカではとても分かる気がする、、、
とか思いました。

でもこの家の父親はものすごい野球大好きで会うと最近はアカデミーの話ばかりです。
「SK,次の土曜の試合(今日)うちの子試合出るぞ!何時からやるから、」と
父親、母親から猛烈アピール。うちの奥さんにもSKに「週末大会だから伝えておいてくれ!」
とすごいアピールしてきたらしい(笑)
ものすごいドミニカらしい。日本だとこんなことがあれば煩わしそうですがドミニカでは
全然ストレスにならないから余裕。











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ベンチには家族が応援。
ヒットや三振など1球1球にものすごく皆さん反応して
プロ野球並みに盛り上がっています。

実際ドミニカは面白くて自分の子供が出れないと親もすごいガッカリするそうだ!
自分の友達は毎試合、スターティングメンバーを読む役目だそうですが
子供も皆、我が強くてあきらかに下手な子供でも先発発表でライトとかになると
「何でおれがライト守らないといけないんだ」とか
「9番は嫌だ」とか文句言って来たり
試合の先発メンバーに選ばれないものなら「何でおれが出れない」とすごい
文句言ってくるのだそうだ。
我が強いというか皆、自分だけは間違いなく4番でピッチャーができるとものすごい
ポジティブに考えているところがすごいドミニカらしい!とか思いました。
また敢えて試合の前に「エリックが今日は俺をピッチャーに使いたいとか言われた」
とウソついてその日のピッチャーの座を勝ち取ろうとする輩も出てくるそうだ。

日本のシニアやリトルではありえないけど
でもある意味子供らしいのかな。
この日も試合中に回か交代する際に必ずピッチャーは投球練習するのですがセカンドの
子がキャッチャーの返球を奪って自分がマウンドから投球をして喜んでいたりしていた。
皆、ピッチャーやりたくてしょうがない感じ。


ドミニカの少年野球は本当に楽しそうだ。
レギュラーになれなくての挫折感などはまったく感じる場面はない。
これはプライベートアカデミーなど少し上の年齢のクラスになってもそうだ。
貧しい子などで野球をやっている子はもちろん
貧しさから這い上がろうというハングリー精神はあるのだけどだからと言って
悲壮感はまったくないのですよね。
そして野球の世界はもっと単純でとても楽しいのだと誰にでも思い出させてくれる。
それがドミニカの野球の最大の魅力だ。












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試合終了。













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子供が父親の原付の後ろに乗り帰宅していった。
何か少年野球っぽくてとてもいい感じの風景だ。

自分も少年時代は東京の二子玉川とかでよく野球の大会がありましたが
他のチームで軽トラの後ろに少年たちたくさん乗せて帰っていた人とか
いました。
子供ながらにちょっと乗ってみたかったのを覚えています。













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