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バルセロナの南西部にそびえるモンジュイックの丘へやってきました。
1992年のバルセロナオリンピックのメイン会場になった場所でもあり
広大な公園内に美術館やスポーツ施設が建設されている。













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丘の頂上にはモンジュイック城がそびえ立っています。













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モンジュイック城からはバルセロナの町を一望できます。
バルセロナの港があったり北西側には山脈も見える。













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その後、やってきたのはシウダデリャ公園。
巨大な凱旋門。














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バルセロナだけでなくマドリードやセビーリャでもそうでしたが
建物のところどころからスペインの旗と違う国旗がかかげられていたのですが
これはカタルーニャの旗です。

スペインは17の州がある国なのですが特にカタルーニャの
自治州では分離独立を求める動きが長く続いている。
カタルーニャの州で特に中心的なエリアのこのバルセロナでは今後も
スペインからの分離独立の動きは継続して起こりそうです。

「イタリアという言葉は地理上の表現以上のものではない」これはオーストリアの
かつての政治家メッテルニヒの言葉ですがこの発言を見るように
ヨーロッパの各国の国境の多くは歴史的にも長くその安定を守ってきたことがない。
多くの国は戦争でその報酬や仕返し、賠償のためにその土地の文化や
住んでいる民族の存在を無視して国境を引いては引き直してを繰り返してきた。
その反動で今日に至ってもこのカタルーニャのような自らのアイデンティティの
紛争を起こす人たちが後を絶たない。

スペインに来て何となくスペイン語が理解できない場面がありました。
中南米のスペイン語に比べてスペインの本場のスペイン語はテレビなどでも
発音がキレイでかなり聞き取りやすい印象を持っていたので
最初スペインに来た時、何で微妙に聞き取りづらい時があるのかな?
と思いましたがスペイン,特にバルセロナでは公用語はスペイン語でなく
カタルーニャ語と言われるものです。

うちの奥さんが言うにはカタルーニャ語とスペイン語は方言ぐらいの違いみたいですが
バルセロナの看板などに書かれている言葉はスペイン語と単語も微妙に
違います。(とは言ってもかなり似ていて1文字~2文字ぐらいの違いですが)

それにしてもスペインなのにスペイン語を話さないのか、、、と
思いました。
カタルーニャ語を話す人は世界で数百万人ぐらいだと思いますが
それなら最初から子供たちもスペイン語を習わせた方が将来的には良い気がしますが
学校の授業もカタルーニャ語だそうです。(テキストはスペイン語を使うそうですが)
こういうのはヨーロッパでは多い。アイスランドはデンマーク植民地だったので
今でも学校の必修科目にデンマーク語があるそうだ。
アイルランドは英語と共にケルト語を教える。

今の時代の流れとしてはこれらの少数民族の言語は急速に姿を消していくのではと思います。
インターネット、SNSの登場やグローバルに使えるアプリの登場はこの流れを加速させるのではと。
将来的に自分の国の言語が使われなくなるというのはその国の人にとっては悲しい話だけど
少数民族が使ってきた言葉は今後100年のうちに生き残るのが難しいと言われています。
自分がカタルーニャの子供たちであれば今後消えつつある将来性のない
カタルーニャ語よりスペイン語の授業を
望むだろうか。それともアイデンティティのためにカタルーニャ語を話したいと
思うかどちらをとるだろうかと考えてしまいました。

世界の中で観光立国と言われているグローバル世界の代表みたいな国のスペインでも
このグローバル化とアイデンティティの対立の構図があるのかとこの
街中のたくさんのカタルーニャの国旗を見て感じる。

カタルーニャのこの分離独立運動はますばかりだそうだ。彼らの言い分は北部の
自分たちはたくさんの税金を他の州より払っている、北部のバスク地方の連中まで
食わせているのは自分たちだと。
確かのこのバルセロナの観光業の税収だけでも相当な額になるでしょうしカタルーニャの
人の言い分も分かる気がします。
何かこんな状況を過去にも見たような気がしましたがボリビアの
サンタクルスがかなり状況が似ていました。
ボリビアの中で白人層が多く文化も人種も異なり、また経済的に豊かな
サンタクルスのエリアで自分たちが
他のエリアのボリビア人の分も税金を払うのが納得いかないという同じような
理由で分離独立運動を起こしているエリアです。


http://blogs.yahoo.co.jp/skpanic/63742139.html













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夜はランブラス通りにやってきました。
プラタナスの並木に囲まれた旧市街の目抜きとおりですが
キレイなイルミネーションで
かなり多くの観光客が訪れていました。














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ランブラス通りでは大道芸をやっている人や似顔絵を書いている
人がたくさんいます。
透明人間と握手。












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ランブラス通りの南端まで来るとコロンブスの塔が立っていました。















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