イメージ 1


イメージ 2


イメージ 3


バハマにある海賊博物館にやってきました。
1600-1700年代にかけてバハマや近くのジャマイカなどは
多くの海賊が住んでいた場所です。
特に当初はイギリス系の海賊が多くジャマイカのポートロイヤル市などは
今でもその名残があるとか。






イメージ 4


イメージ 5


入り口では海賊に扮装した人が様々なパフォーマンスで歓迎してくれる。






イメージ 6


イメージ 7


イメージ 8


博物館内に入ると最初に海賊の船や海賊の町が再現されている。
これらの海賊船で当初イギリスの船が多かったのはイギリスのエリザベス王朝時代に
登場した「私掠船(しりゃくせん)」の存在が大きい。
当時はスペインが誇る無敵艦隊が中南米からカリブにかけて侵略の主役として
活躍していましたがそれに対抗するような形でエリザベス王朝が仕掛けたのが
この私掠船です。
私掠船というのは政府、王朝の許可やライセンスを公式、もしくは非公式に
もらった船が敵国やその他の商業船を攻撃することを許されるという船で
平たくいうと海賊行為を正式に許された船たちです。
当時、イギリスはスペインとの覇権争いで無敵艦隊などに対抗するために
フランシス・ドレイクやホーキンスなど有名な海賊を使って対抗していました。
今でもイギリス人が自分たちのことを海賊の末裔というのは
ここに由来があるそうでスペインが世界をリードしていた時代から
イギリスに移るスペインとイギリスの当時の大きな覇権争いの
主役は海賊だったのです。

中南米大陸の国のほとんどのエリアをスペインに既に支配されていた
イギリスは占領する場所として目をつけたのが
カリブ海の島々だったようです。
イギリス人達が最初に占領をしたのがセントキッツでありこの島に行くと
巨大な要塞の後を見ることもできます。

↓(世界遺産 Bilmstone Hill)
http://blogs.yahoo.co.jp/skpanic/59899838.html








イメージ 9


イメージ 10


イメージ 11


船内の様子。






イメージ 12


イメージ 13


海賊の生活を再現した人形が展示されていた。
牛の肉を燻製にしている様子もありましたが今のバハマ、ジャマイカと
ドミニカ共和国があるイスパニョーラ島には海賊が多く住みついていて
彼らは「バッカニア」と呼ばれていましたがその言葉の起源に
なっているのがこれらの牛の肉の燻製。
ドミニカのお隣ハイチがあるあたりで
彼らはこれらを木製の木の網を使い燻製にして海を通る船に売りはじめましたが
その木製の木の網が「バッカニア」という言葉の起源だそう。






イメージ 14


イメージ 15


イメージ 16


戦いの様子。武器などの資料も様々。
当時の海賊は足の速い小型船のフリーゲートを使用してスペインの無敵艦隊
などの懐に入り、攻撃を加えていたそう。
今のグランドカイマン島などがあった場所でスペイン人たちに総攻撃をくらい
島を追い出されてからはバッカニア達海賊は特にスペイン人を目の敵にするように
なったそうですがそれらのエネルギーをエリザベス女王もたくみに利用して
スペイン国と戦ったそうです。
実際フランシス・ドレイクという有名な海賊が奪ったたくさんの黄金や
銀貨は当時のエリザベス女王に莫大な富をもたらしておりイギリスが
世界の派遣の握るのに最初の国としての国力を蓄えるきっかけにも
なっている。
イギリス人が自らを海賊の末裔だと称するのもこのあたりの時代を見ると
とてもわかる気がします。








ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ドミニカブログで知ろう!生のドミニカ共和国情報

<エントリー1>
ゆりいかドミニカ(JICAのサンチアゴ派遣教師として働くゆりいかさんのブログ)
http://ameblo.jp/yuriika923/

<エントリー2>
ドミニカ共和国の日々(ドミニカの旅行者のための情報が多い。換金のコツなど旅行前に要チェック)
http://chamoy.nobody.jp/

<エントリー3>
ドミニカ共和国 でたとこ通信♪(JICAの農業関係で働くmaboさんのブログ)
http://blogs.yahoo.co.jp/mabomabomabo123

<エントリー4>
カリブの国で同棲生活(ラテンブログで人気No.1.小説みたいな文才が光る)
http://ameblo.jp/zvz/

<エントリー5>
想いを馳せる(ドミニカを被写体にした写真の美しさは逸脱。必見のブログ)
http://rpt457581.exblog.jp/

<エントリー6>
ベンちゃんのドミニカ生活(看板や道端を走る車などを見た際のドミニカを見る視点が面白い)
http://bentian-dominica.cocolog-nifty.com/blog/

<エントリー7>
魅惑の島 ヒスパンニョーラ (ドミニカ南部やハイチ情報を知るならこのブログ)
http://hispaniola.blog44.fc2.com

<エントリー8>
”CIELITO LINDO”(ブログ)(ドミニカ情報満載のブログ)
http://plaza.rakuten.co.jp/chamoy/

<エントリー9>
”CIELITO LINDO”(HP)(ドミニカ情報を知るなら一押しのHP。情報力がすごい)
http://chamoy.nobody.jp/

<エントリー10>
TOMORROW ~ドミニカ便り~(JICAのサンチアゴの派遣教師の方のブログ)
http://kamucomech.exblog.jp/

<エントリー11>
MANANA ~ドミニカ便り2~(上と同じ方)
http://kamuchika.exblog.jp/

<エントリー12>
ここちんドミニカを歩く(コンスタンサの情報を知るならこのブログ)
http://blogs.yahoo.co.jp/samikotaka

※ エントリー募集中

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(株)リクルート / AB-ROADで
ドミニカ共和国、カリブ海のABガイドとして記事を書かせて
もらっています。
ブログでは書かれない観光情報等、内容が満載なのでぜひ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー