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所用でジャングルに行ってきました。
スリナムは国土の90%近くがジャングルでブラジルとの国境沿い、アマゾン川を
またがうように熱帯雨林が広がっています。







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車で2時間ほど南に進むと途中から道はなくなり舗装されてない道路が続きます。







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1時間ほど舗装されてない通りを進む。





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ここから山道に入ります。写真より実際はかなり暗い感じで
奥に入るに従い光が無くなっていく感じです。
ただこの辺りはまだ道があるので車で進めるので全然問題ない感じでした。







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ジャングルの途中で視界が開けましたが何かの部族でしょうか。
こんな所で生活しています。
写真を撮ると川の向こうから「ウォー、ウォー」と大騒ぎでした。
写真に撮られるのがかなり嫌いなようで犬もBダッシュでかけてきまして
川を渡ってきそうな勢いでした。
一緒にいった友人のジェリーが横で
「ハハハ、どうもあまり好かれてないみたいだな」と冷静。
ただふとジェリーの右手を見ると
しっかり拳銃を握り締めていましたが。

我々は先を急ぐことにしました。



彼らは定住をせずに一定の時期が過ぎると移動をしながら生活をしているそうです。
おそらく狩りをしたりすることで移住生活が必要なのでしょうが
人類史の中で不思議なことのひとつは文明化が進んだ現在でこのように
「文明社会と袂(たもと)を分けたもうひとつの人類社会」があることです。
原始時代の狩猟民の一族が最初に到達したところはここ南アメリカの南端と
言われていますがその後の紀元前4000年ぐらいから農耕の文化がはじまり
その後、中東ーアジアと文明化が進んでいきます。
狩猟民からそのような過程を経たのはわかりやすい「飢えや捕食との戦いからの脱却」
という一言であらわすことができます。
我々の祖先はかなりの長い間飢えや食物連鎖の猛獣との戦いがあり
そこから抜け出したのですが
そういう記録とはまったく異なるひとつの人類の祖先ともいえるのが
彼らジャングルの中などにある部族たちです。

彼らは進化を拒み今でも移住をしながら飢えとの戦いもあると理解していますが
単純に生物の生き残りという観点では不便な道を選んだように見えます。
歴史の教科書で習うことはありませんが彼が文明社会をこばみプロトタイプの生活に
固執して異なる道を歩んだのは何かの理由があるはずですが
ほとんど我々の知らないところで行われています。


なぜ、彼らはこういう自分たちから見ると
生き残るのに不適合そうな
道を歩んだのか、そこに何らかの理由があったはずですが
人類が文明化の一途をたどる中で主従関係や資本主義的なものが生まれたのは
もう5000年近い前ですがそれらの主従、資本主義、身分社会というものを
拒んだ結果として彼らは部族の道を歩むことになったのかな、などと
想像しながら彼らを見ていました。
ブライアン・カブランが著した「選挙の経済学」の一節には
「これだけの長い期間を人類は資本主義をベースに過ごしてきてはいるが
知識層以外の大多数の人は反資本主義バイアスがある、これが投票行動に決定敵影響を
与える3つの理由の1つ」とあります。
これら大半の人類がたどった資本主義の過程で多くの人が反バイアスを
持つようになったのは長い人類史の中で負の側面を持っていている、
もしくは人間の個人が持つ本来の幸福度の最大化と反しているのではと
直感的にDNAにより悟る、もしくは人が成長していく中で
とりいれた様々な情報から理解しているからかもしれせん。
(そのとりいれた情報が必ずしも合ってはおらずバイアスで成り立って
しまうのが問題でそれをカブランも指摘していますが)


そうであれば長い人類史の中でこれら文明化社会(資本主義、文明社会)
を拒む一方の進化の集団があるのは不思議なことではありません。
アフリカ(南米大陸もですが)の歴史については我々はほとんど勉強することは
ありませんがそれは歴史的に残された記録があまりにもないからです。
ただアフリカの部族が土地を共有して持っており血縁による集団をもつことは
わかっているようですのであながち推測ははずれてもいない気がしますが
もし今後、考古学の研究でそれらの発掘が進めばもしかしたら
そのあたりの記録が見つかるかもしれません。

ちなみにラテンアメリカ、南米の方もインカ文明の記録はあるものの
中東の歴史的な記録と比べるとかなり少ないです。南米のほうは
ロープを使用した特殊な文字は見つかってますが象形文字などに代表されるような
中東などの記録を記載したような文字が無いのが歴史的な痕跡が
見つかりづらい一番の原因ではと。






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ワニ。






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途中から道もなくなり歩いていくことに。
途中でワシか何かの猛禽類らしきものが木にとまっていました。

「この辺り、猛獣とか出ないよね、ジェリー?」とジェリーに聞くと
「この辺りはそんなに出ない、猛獣はもっとジャングルの奥地に行かないと
いないよ。でもたまに乾季には黒ヒョウが出るかも」と。

「えっ、黒ヒョウ危なくない?」と聞くと「でも黒ヒョウはそんなに絡んでこないよ」
と根拠の無い楽観発言がまた。
「不良はからんでこない」の聞き間違いかと思いました。

「水曜どうでしょう」みたいなことになると困るので
あまり奥に行くのはもう止めようと話してパラマリボに引き返しました。

(水曜どうでしょう ジャングルリベンジ)

http://www.youtube.com/watch?v=0xv3GD83HVs&feature=relmfu





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今回いったのはジャングルの入り口付近だけですが
スリナムから本格的なジャングルに行くならツアーがお勧め。
日帰りもありますが奥地の部族とのふれあいや野生動物
など見るなら最低4日から8日ぐらいまでの宿泊コースが
たくさんあります。
有名でアクセスも便利なのが写真のオレンジトラベルがお勧め。
パラマリボで一番大きいToraciaホテルの前にある。

Orange Travel N.V.
Van Sommelsdijk straat No.1
T.O. Hotel Torarica
Tel : 421984
Fax : 421674
www.orangesuriname.com

夜中は1階が食事もできるバーになっていて
たくさんの旅行者がいて雰囲気も良くお勧め。








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