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ラス・サリナスのMina de Sal(塩田)に立ち寄りました。






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観光名所までは行かないのかもしれませんが雰囲気があります。
絵になりそう。







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塩を運ぶステーションの上から見た景色。







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この滑車に塩を乗せて運びます。
下の写真は水が引いたときに塩を運び出している様子。








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レールが走っている。線路を見ると妙に旅に来た感がします。

(St.Kittsの線路)
http://blogs.yahoo.co.jp/skpanic/59899431.html



日本にいた頃は「世界の車窓から」という世界の鉄道のからの景色を
映すテレビがかなり好きでした。
またロサンゼルスにいた頃はアムトラックの列車がゆっくりゆっくり東に向けて
走っていく様子が「この後、ロスを出て米国を横断していくのかな」と
思うとやけに印象的でした。


人生そのものも「旅」みたいなもので
線路を見るとその延長に行き着く先を想像することで
何かしらの人生の生き方と重ね合わせたりする、
多くの人がそういう単純に高速の上を走る車とは
違う「何か」を感じるから「世界の車窓」みたいな
5分だけの番組が長寿番組として続いていたのかもしれません。






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前週に雨の日が続いていたからか
レールの上を歩いていくと途中でレールが水没していた。


10代の頃の大半を過ごした「学校」はこのレールの上を
ある意味でひたすら乗ることを目指す場所だ。
レールの先に人生の成功があると教わり、急行の乗り方や
高速のレールの上を走るやり方を学ぶ。


ただ一つだけ学校が教えないことがある。


それは大半の人に
とっては一度社会に出るとそのレールが一生成功に向けてつながっている
のはほんの一握りの人だけだということ。
逆に言えばどんな人でも一度はそのレールがこの写真のように
途中で水没して切れていたり、もしくは意図しないうちにこの写真みたいに
右方向に進み始めたりすることだ。
特別なことではない。
一握りの人はもしかしたら両親が職業まで選んでくれたり、
就職の世話までしてくれたり、場合によっては結婚相手も選んで
くれるレールを用意してくれるかもしれないけど
そういうケースは稀だ。そのレールさえももしかしたら
どこまでつながっているかもわからない、脆いかもしれないのだ。

レールの上を急行列車に乗ることは悪いことではない。
(前にブログでも書きましたがもちろん
学校に行くのは「考える力」を養う上でもとても大事です)
ただ「そのレールは途中で途切れたり方向転換することも
たまにはある」という単純なことをなるべく
若いうちに学び理解しておくことは長い人生を生き抜く上では
とても大事だと思う。
そのレールを一生成功に向けて走れと言われているだけだと
実際に途切れたときにパニックを起こしてしまいかねない。
途切れた時に、新しいレールを自分で作る、水没していたら
自分で救命ボートを作って水面を渡る、
もしくはレールの外の世界の
歩き方を学んでおく、もしくは落ち込まずに次のレールが
新たに建設されるのを待つ、皆が乗った快速に乗り遅れても
次に来る特急に乗る準備をする、
などいろいろな対処法が出てくると思う。


レールが途切れてしまうこと、、、
「あっ、でも思ったよりたいしたこと無いよ」と言ってくれる人がもしそばに
いたらもっと楽だったのに。
塩田を歩いていて
誰かのそんな言葉が聞こえてくるような気がした。




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(ティナ・シーリグ著 /
スタンフォード集中講義 私が20歳の時に知っておきたかったこと)

「常識を疑う許可、世の中を新鮮な目で見る許可、実験する許可、
失敗する許可、自分自身で進路を描く許可、
そして自分自身の限界を試す許可を、
あなた自身に与えてほしい」


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この日は水量が多い日でしたが日によってはこんな
赤い不思議な光景が見えます。










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