日本ではもうすぐ参院選が始まりますが来月にはドミニカ共和国も
中間選挙です。
中間選挙は上院・下院（Senador, Diputado）とSindicoと呼ばれる自治体単位の
長を選ぶ選挙です。
ドミニカは大統領、及びSenador, Diputado、Sindicoは４年任期ですが２年ずらして
選挙が行われる。大統領選挙は２００８年に行われましたがその２年後に
今回の中間選挙があるわけです。
中間選挙です。
中間選挙は上院・下院（Senador, Diputado）とSindicoと呼ばれる自治体単位の
長を選ぶ選挙です。
ドミニカは大統領、及びSenador, Diputado、Sindicoは４年任期ですが２年ずらして
選挙が行われる。大統領選挙は２００８年に行われましたがその２年後に
今回の中間選挙があるわけです。
Senador ：各Pronvincia（地方）に１人づつ。
Diputado：各Pronvinciaに特定の人数選ばれる（たとえばサントドミンゴなら２０人、
ボナオではXXX人など決まっている）
Sindico：各Municipio(自治体）に１人
Diputado：各Pronvinciaに特定の人数選ばれる（たとえばサントドミンゴなら２０人、
ボナオではXXX人など決まっている）
Sindico：各Municipio(自治体）に１人
http://blogs.yahoo.co.jp/skpanic/54277646.html
↑
前の大統領選挙でも書きましたがドミニカの政党はいくつも細かい政党は
ありますが大きく分けて
①ＰＬＤ（ドミニカ解放党）
②ＰＲＤ（ドミニカ革命党）
③ＰＲＳＣ（キリスト教社会改革党）
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前の大統領選挙でも書きましたがドミニカの政党はいくつも細かい政党は
ありますが大きく分けて
①ＰＬＤ（ドミニカ解放党）
②ＰＲＤ（ドミニカ革命党）
③ＰＲＳＣ（キリスト教社会改革党）
になりその中でも近年は①と②、の２大政党に分かれます。
ラテンではそれぞれの政党のカラーが決まっている場合が多く
たとえばPLD＝紫（Morado）、PRD=白（Blanco）、PRSC=赤（Rojo）
となります。会話の中でこれらの政党を指す場合に単に色で「Morado」などと
言う場合も多い。
ラテンではそれぞれの政党のカラーが決まっている場合が多く
たとえばPLD＝紫（Morado）、PRD=白（Blanco）、PRSC=赤（Rojo）
となります。会話の中でこれらの政党を指す場合に単に色で「Morado」などと
言う場合も多い。
近年はPLDとPRDの２代政党の縮図がずっと続いているという
状況ですが世界的に見ても２代政党の国が圧倒的に多いのではと
思う。
状況ですが世界的に見ても２代政党の国が圧倒的に多いのではと
思う。
（例）
米国＝共和、民主党
英国＝労働、保守党（ちょっと前までは自由党もあったけど）
日本＝自民、民主党（一昔前は自民と社会党）
米国＝共和、民主党
英国＝労働、保守党（ちょっと前までは自由党もあったけど）
日本＝自民、民主党（一昔前は自民と社会党）
これは有権者の中でP「死に票を回避する」という心理があるためで
日本でも小選挙区制導入などの際に「デュベルジェの法則」などとして
知らしめられた法則のひとつ。
つまりひとつの選挙区に１人の当選者だけしか選ばれないとなると
投票が無駄にならないように１位か２位の可能性の高いひとにしか
投票をしなくなるから３位以降の人には票が入りにくくなり
結果として３位以下の政党は政党としての人数も少なくなる。
日本でも小選挙区制導入などの際に「デュベルジェの法則」などとして
知らしめられた法則のひとつ。
つまりひとつの選挙区に１人の当選者だけしか選ばれないとなると
投票が無駄にならないように１位か２位の可能性の高いひとにしか
投票をしなくなるから３位以降の人には票が入りにくくなり
結果として３位以下の政党は政党としての人数も少なくなる。
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（以下、Wikiからの引用）
つまり各選挙区ごとにM人を選出する場合、
候補者数が次第に各選挙区ごとにM+1人に収束していく、という法則。
1950-60年代にモーリス・デュヴェルジェが唱えた
その後ゲーム理論によって正式に効果が実証
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（以下、Wikiからの引用）
つまり各選挙区ごとにM人を選出する場合、
候補者数が次第に各選挙区ごとにM+1人に収束していく、という法則。
1950-60年代にモーリス・デュヴェルジェが唱えた
その後ゲーム理論によって正式に効果が実証
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ドミニカであればたとえば大統領選挙で
可能性の低いPRSCに投票するのであればより
自分の１票が効果的になりえるPRDかPLDに投票したいという心理です。
ドミニカでは野球の世界でもたとえばウィンターリーグでは
国民の大部分はサントドミンゴのLiceyかサンチアゴのAguilasファンに
なっていますがこれも「死に票を回避したい」というデュベルジュの法則、
（この場合は「M+1」とはやや違うので厳密には数学のゲーム理論になりますが）
から来ていると言われている。
この場合はさしずめチャンピオンシップに進む可能性の高いAguilasとLicey
以外のチームは応援をしたくないというファン心理となるでしょうか。
可能性の低いPRSCに投票するのであればより
自分の１票が効果的になりえるPRDかPLDに投票したいという心理です。
ドミニカでは野球の世界でもたとえばウィンターリーグでは
国民の大部分はサントドミンゴのLiceyかサンチアゴのAguilasファンに
なっていますがこれも「死に票を回避したい」というデュベルジュの法則、
（この場合は「M+1」とはやや違うので厳密には数学のゲーム理論になりますが）
から来ていると言われている。
この場合はさしずめチャンピオンシップに進む可能性の高いAguilasとLicey
以外のチームは応援をしたくないというファン心理となるでしょうか。
ドミニカでも大統領選挙などは当然１人のみ、またSenadorも各Provinciaに
１人ですがDiputadoなどは数人選ばれるので複数の政党が存在する余地というか
意義がまだあります。（上記の法則でいえばM+1なのでMの数値が多ければその分、
複数政党の存在意義が出てくる）
ただ大統領選挙やSenadorとなると話は別で上記のデュベルジェの法則から
見ると少なくとも２大政党のどちらかに身をおいてないと当選する確立は
確立論から見たらほぼゼロとみて良い。
「選挙」というイベントは実は数が支配するゲーム理論と大変関係が深い。
一般的に各政治家というのは考え方、政策の採り方は違うので本来は
それぞれ各個人の政党があっても良いのですがそれでは選挙に勝てないので
大体似たような方向性を持つ人が集まり「パーティー」と組むことで
この数が支配するゲームに勝とうとしているわけです。
１人ですがDiputadoなどは数人選ばれるので複数の政党が存在する余地というか
意義がまだあります。（上記の法則でいえばM+1なのでMの数値が多ければその分、
複数政党の存在意義が出てくる）
ただ大統領選挙やSenadorとなると話は別で上記のデュベルジェの法則から
見ると少なくとも２大政党のどちらかに身をおいてないと当選する確立は
確立論から見たらほぼゼロとみて良い。
「選挙」というイベントは実は数が支配するゲーム理論と大変関係が深い。
一般的に各政治家というのは考え方、政策の採り方は違うので本来は
それぞれ各個人の政党があっても良いのですがそれでは選挙に勝てないので
大体似たような方向性を持つ人が集まり「パーティー」と組むことで
この数が支配するゲームに勝とうとしているわけです。
日本では小選挙区の議席は３００、比例代表は１８０となるので
１選挙区で１人の小選挙区の割合が高い。つまり２大政党（自民、民主）にどうしても
有利な選挙制度なのです。（ただ比例代表の制度も上記のごとく存在しているので
国民新党やら共産党やらも存在している）
最近では渡辺喜美や与謝野馨氏などはいずれも自民党を離党して
新党を結成しているがゲーム理論だけで考えてしまうと
大変不利な勝負をしているということになる。
（ただ渡辺さんなどは個人的には頑張って欲しいと思うが。彼は政治家の
信念として動いたのでしょう）
離党しても他の政治家の多くが着いていきたくても上記の法則を
理論としてではないとは思うが体験として理解しているからなかなか
新党についていく人間が少なくどうしても党の運営資金をまかなうのにも
苦戦は強いられがちとなる。
１選挙区で１人の小選挙区の割合が高い。つまり２大政党（自民、民主）にどうしても
有利な選挙制度なのです。（ただ比例代表の制度も上記のごとく存在しているので
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最近では渡辺喜美や与謝野馨氏などはいずれも自民党を離党して
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http://blogs.yahoo.co.jp/skpanic/49409063.html
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