ドライブ・マイ・カー | スウェーデンで働く!

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SVT(スウェーデンテレビ)Play で、

「ドライブ・マイ・カー」発見目


もう3年も前の映画だ。。。


濱口竜介監督による2021月20日公開の日本映画

村上春樹の同名短編「ドライブ・マイ・カー」の映画化。


第74回カンヌ国際映画祭では日本映画初となる脚本賞を含む計3部門を受賞したほか、第94回アカデミー賞では作品賞・脚色賞を含む計4部門にノミネートされ国際長編映画賞を受賞。

スウェーデンでも話題になっていた映画、

見たいと思っていたのよ。。。


妻を若くして亡くした舞台演出家(西島秀俊)を主人公に、彼が演出する多言語演劇の様子やそこに出演する俳優たち、彼の車を運転するドライバーの女との関わりが描かれている。


こないだ見たグリーン・ブックに少し似ているかもしれない。

でも、ドライブ・マイ・カーは笑えるシーンはなし。

ドライバーの女の子の過去、

チェーホフのワーニャ伯父さんのセリフ、

亡き妻が語るストーリー、

喪失感を抱えながら生きてきて、

自分が避けていたあることに気付いていく。

残酷でもちょっと希望が見えてくる。。。


最後のシーンが謎。。。

なぜ韓国に?なぜあの車?なぜあの犬が?

想像するしかないか。


ちなみに車は、サーブ🇸🇪

若い俳優が運転していたのはボルボ🇸🇪


2時間51分と長いけど、

もう一度見たくなる作品。




この後、「偶然と想像」も観た。

第71回ベルリン国際映画祭に出品され、銀熊賞 (審査員グランプリ)を受賞した。

オムニバス映画で、3つの短編からなる作品。

この中の「もう一度」が良かった。

私の好きな映画、エリック・ロメールの「パリのランデブー」からの影響を受けているそう。