またまたドラマシリーズを観ていた私。
今回は、
「ジ アメリカンズ」、元CIA職員のジョー ワイズバーグによって創作されたアメリカのドラマで2013年から2018年まで6シーズンにわたって放送された。
ジャンルは、ドラマ、スパイ、歴史、スリラー。
エミー賞で、主演男優賞、脚本賞を受賞している。
内容は、
ソ連との冷戦が続くレーガン大統領時代のアメリカ、
一見普通の家族に見えるジェニングス家だが、
実は夫妻は米国人になりすましたKGBのスパイだった。
祖国のためにミッションインポッシブルをこなす夫婦だが、表の顔は旅行代理店を営み子供が二人いるアメリカンファミリー、
複雑な生活に夫婦の愛や家族の愛も織り込まれ、
真向かいに引っ越してきたFBIエージェントと友情も芽生えていく。
祖国とアメリカの間で揺れ動く人間模様、
シーズンが進むごとに重くのしかかってくる〜。
この夫婦を演じているのは、マシュー リスとケリー ラッセル。
マシュー リス(ウェールズ出身)は私は知らない俳優だったけど、
ケリー ラッセルと言えば、昔WOWOWで放送されていた「フェリシティの青春」に出ていた。
懐かしい~。体系も変わらず美しいまま。
ドラマの中でも、偽りの夫婦から地味な結婚式を挙げて本当の夫婦になるのだが、
プライベートでもこのドラマの撮影中にパートナーとなり家族が増えている。
レーガン大統領暗殺未遂事件、ソ連によるアフガン侵攻、南アフリカでの反アパルトヘイト運動など
実際に起きた事件がストーリーとともに進行していて、
ソ連崩壊の数年前まで歴史の勉強にもなり楽しめる。
このロシアスパイ夫婦には実在モデルがいて、
若いころに自分の人生をスパイ活動のために捧げるべく外国人に成りすまし、
スパイ活動をしながらその国に溶け込んで生活するイリーガルズプログラムというのがあるらしい
ラストシーンは切なかったけど、
ペイジとヘンリー(ジェニングス家の子供)はあれで良かったと思うし、
FBIのスタンもあの状況であの行動
他にも引き込まれる登場人物が多くて面白かった。
でもかなり地味でシリアスなドラマ。
日本語のサブタイトルが、「極秘潜入スパイ」
もうちょっと良いのがなかったのかな?
私だったら「スパイはつらいよ、どこまでも。」。
あ、これもダメか