「Generation 11 september」は、
アメリカ同時多発テロ事件で犠牲になった父親たちの子供たちに焦点を当てたドキュメンタリー。
犠牲者の数は約3,000人、その中には105人のもうすぐパパになる人たちがいた。
子供たちは20歳になり、どのような人生を送って来たのか、
父親のことやテロ事件のことをどのように考えているかなど語ってくれる。
その中でとても感動したこと。
Dinaさんの母親、Susanさんは、
事件から5年経ち、グラウンドゼロから自宅のボストンまで自転車で完走することに挑戦し、
寄付金を集めた。
集まった寄付金を持って、Susanはアフガニスタンへ。
自分と同じように戦争で夫を失った女性たちと悲しみをシェアするというもの。
素晴らしい。
これぞヒューマニズム、この行動に朝から感動。
抱きしめ合うSusanとアフガニスタンの女性、そこに言葉はいらず、強い結びつきを感じた。
アフガニスタンは、残された人たちに何の保証も支えもない。
カタールの施設では、混乱の中で親と離れ離れになったしまったアフガニスタンの子供200人が、
不安な気持ちで生活していると言う。
再会できる日が早く来ますように。