こちらの記事で、
”言葉のあて方”が
自分の感覚と離れていると
自分を動かす原動力にはなりません。
言葉が先にあてられていて、
それを自分の感覚に当てはめていくのか
自分の内側にあるもの(自分の感覚)を
自分の言葉で表現するのか
こんなことを書きましたが、
1ヶ月くらい前に、これを感じた体験がありました。
SNS運用のノウハウ的な話を聞く機会があって、
「導線をきちんと作ることが必要。
”最初から最後まで、全部繋がっている”。」
って、言われた時に
なあんか引っかかる感じがあったんです。
なんだろう、ってその違和感を
見つめた時に気づいたのは、
「繋げ方」の違いでした。
自分→→→結果
なのか
結果→→→自分
なのか。
ノウハウは、結果ありき。
結果を出すためのノウハウ。
求める結果から、今の自分までを逆算して
結果から繋げられた導線の上を、歩く。
確かに、このやり方だと再現性が高まります。
こうすればいい、という型があって
そこに自分をはめていく。
その型通りに進めば、
望む結果には少なからず近づいていくはず。
意識を向けるのは、
その導線通りに進むこと。
それが、ノウハウを使った
結果への進捗ですね。
一方、私がこれまで見てきて
なんかいいなぁって感じる人たちは、
(あかねさん、さきこさん、
やぎさやさん、ハッピーちゃんなど)
どこまでも自分であり続けること
自分の純度を上げること
によって、自分を軸として紡がれていった先に
その人らしい唯一無二の
"結果"が現れていたように思います。
そして紡ぎ出されたその"結果"は
次の瞬間には、通過点・経過に変わっていきました。
自分という軸からのブレを調整しながら進むことで、
次第に、自分から出発した一本の筋が通っていき
それに沿って自分を全部使うほどに、
"結果"は予想を超えて展開する。
繋がるか、
繋げるか。
どっちでもいいなら、私は
私→→→結果
がいいなって、思ったのです。
なんだかそちらが腑に落ちた。
ノウハウを活用することだって、
もちろん悪いことじゃないのです。
ただ私の場合は、
そのやり方だと矛盾が出てきてしまって
動き出してもどうも続かない。
続ける努力が足りないから
ノウハウを実行するための能力が低いから
だと思ったり、
そもそもソレにそんなに興味なかったのかも?
なんてことすら思っていましたが
ノウハウに沿って、そこに当てはめてやるのが
つまんなかったんだよね。
それから、
やり方ばかり調べたり、
ノウハウを知ろうとしたり、
うまくいっている人を探して例にすることを
やめました。
自分との対話で出てきたことを
シンプルに実行してみるようにしました。
すると、
正しいかとか
効率とか
という尺度が頭をよぎらなくなって
すごく動きやすくなりました。
湧いてきたものを
シンプルに行動に移せるようになって
結果への足取りがぐんとスピードを増しました。
なんだか、自分に力が戻ってきた感じ◎
どちらがいい、悪いという話ではなく
ノウハウで進もうとするとうまくいかない方への
一つのご提案でした♩