喜びと苦渋の交差 | 交心空間

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◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇

 塾生のスペースさんが取り組んでしたコンクール向けドラマが完成しました。
およそ半年の創作過程を経ての完成は、これまでのスペースさんにはなかった
と思います。それだけに「まだ考えるの」「考えてばかりでつまんない」とウ
ンザリするときもあったでしょうが、よく乗り越えてユニークなアイディアを
出してきたと感心しています。
 心より「お疲れさん」の言葉を贈っております!


 一方、およそ一年半に渡り私と二人三脚で創作しているライ麦畑さんですが、
やはり大学の部活が忙しいのでしょうか。4月あたりから、とんと進まないし
的外れが目立つようになりました。長期に渡る創作と先が見えないことから、
どこかで集中力が薄れてしまったのでしょう。ゴールデンウィークに面談して
意思疎通を計りましたが、今のライ麦畑さんにはマルチに物事を運ぶのは難し
いようです。
 取り組んでいるのが『趣味を離れた創作』である限り、これ以上の遅れを認
めるわけにはいきません。したがって厳しい決断になりますが、この創作から
外れるよう勧告し、了解してもらいました。この先は、私のひとり旅です。
 とても残念です……。