ラジオドラマに挑戦 | 交心空間

交心空間

◇ 希有な脚本家の創作模様 ◇

 塾生のスペースさんのコンクール向けテレビドラマ脚本を読んで、その感想
をまとめる間、待ち時間を利用してスペースさんが次作のストーリー・コンセ
プトを考えてきた。ドラマの媒体はラジオで、スペースさんにとっては初めて
の世界になる。「どんなものがいいか」「どう考え、どう書けばいいか」と心
配もあるようだ。


 ──ラジオドラマの創作ポイントは『音をどう扱うか、あるいは扱う素材を
どう音で表現するかだ。そして聴く人に何を想像させるか』にある。
 自身のイマジネーションを最大限に拡げて望めば、感性を養うことに繋がる。
ラジオの世界から新たな『ドラマ観念』を発掘してもらえたらと思う。