【2】清明過ごし方は?
❶清明
年中行事
日本では立春や春分に比べ,知名度が低く,あまりなじみのない

「清明」ですが,24節気の発祥の地:中国では,毎年清明の日

清明節と呼ばれる大きな年中行事が行われます。
①中国の清明節清明の日と同日で,伝統的な祝日になっています
⑴清明節は先祖のお墓参りをする日本のお盆のような日とされ,[掃墓節(そうぼせつ)]とも呼ばれるそうです。
お墓をきれいに掃除し,きれいになった墓前に酒等の供物を捧げ,紙銭を焼いて,冥福を祈ります
お墓の近くで、親戚一同が会食を行う宴会もするそうで、その起源は2000年以上も前とも言われます。
日本ではお彼岸やお盆,命日等にお墓参りをしますが,中国では一般的にこの日だけがお墓参りの日で,現在も大切な行事となっています。


⑵鬼節中国では,清明節は「鬼節」(死者の日とも呼ばれます。
「鬼節」は3回あり,この清明節7月15日の「中元節」,10月15日の「下元節」を合わせて「三冥節」とも言い、最近では「ハロウィン」も「鬼節」と呼ばれたりします。
日本で「鬼」と言えば、あの角が生えて毛むくじゃらで、虎パンツをはいて片手に金棒を持った怖い姿ですが、中国で「鬼」は普通,亡霊を意味します。
⑶ちなみに中国ではこの清明節の前の日は「寒食節」と言い,これがまた祝日になります。
㈠この日には「火を通さない食事」の『寒食を食べるという習慣があります。
この日に寒食を取るのは,紀元前の春秋時代、晋の文公・重耳(ちょうじ)部下を焼死させてしまったという歴史上の出来事に由来しています。
中国人は冷たい食べ物は身体に悪いとされ,今でも冷えた食べ物を嫌いますが,その身体に悪いものを食べる日なので,身体を動かして,そのマイナスを極力防ごうとして,「外遊び」が考え出されたと言います。
㈡なのでこの日は,春を迎えて、郊外を散策する日であり,踏青節とも呼ばれました。
昔の中国では、清明節には「踏青」(ピクニック)に行ったり、「秋千」(ブランコ遊び)をしたり、凧揚げをしたりしました。
『白蛇伝』で,許仙と白娘子が出会ったのも,清明節でにぎわう杭州の郊外でした。


②日本では沖縄では,三大行事の一つとして、この清明節を大々的に執り行なっています。

この清明節は18世紀に中国から沖縄に伝わり、琉球民族は「清明祭」のことを「シーミー」(琉球語),首里地方では「ウシーミー(御清明)」)と呼びます。
基本的には清明の入りから15日以内に行うのが基本ですが,現代では休日に行うことが多ようです。
琉球諸島では,中国の風習と同様にお墓の掃除をし,酒・茶・お重(重箱につめた料理)やお線香やお花をお供えし,お墓参りを行い,先祖供養を行なった後,まるでピクニックのような雰囲気で,親族が揃って,墓前で祖先と共に食事を楽しむ風習が見られます。
清明祭(シーミー)では,お餅やお重,豚肉料理,お菓子,果物,お酒、お茶などを並べ,それを囲んで,親族皆で食べ,死者を供養するのです。
また,縁起の良い食べ物を9品(「揚げ豆腐」「昆布巻き」「天ぷら(海老,イカ,魚)」「田芋」「皮付き三枚肉(ラフテー)」「ごぼう煮」「蒲鉾(かまぼこ)」「蒟蒻(こんにゃく)」)が入った重箱料理を用意します。
気候もいい頃ですし,ピクニック感覚どのお墓もとても賑やかだそうです。
沖縄の道路を車で走っていると,しばしば人家や要塞のような大きなコンクリートの造形物の亀甲墓(かめこうばか・きっこうばか)と呼ばれるお墓を目にします。
「亀甲墓」は福建省の文化が伝わったとされますが,その中は親族一同が集まれるほど広いそうです。
沖縄の人は「お墓は怖い所でも不吉な所でもない」と言い、死者も生きている人も一緒なんだそうです。
但し、中国では清明の日以外にこのような行事を行いませんが,

沖縄では清明の日以外にも、お盆やお正月にも同じように,お墓の掃除の後で、そのまま会食を行います。

・・・・・・・・・・・・・・・
※この時期は風水的にも,ご先祖様に思いを致し,感謝の心を持つことが開運行動となります。
お墓参りをしたり,お仏壇の前手を合わせたり、お墓やお仏壇が遠い方は 故人やご先祖を思い出し,脈々とつながれてきたご縁に感謝しましょう♪


イースター(復活祭)…最近では日本でも,イースターにちなんだイベントなども行われているようです。


灌仏会(かんぶつえ)・花まつり4月8日お釈迦様の誕生祭です。
花御堂という花で造った鮮やかな櫓のような建物を建てて,その中央に天を指差した幼子姿の誕生仏像を安置し、参拝者が甘茶をかけて供養し、お祝いします。
花祭りの日によく見られるのがお稚児さんの行列です。

キラキラと飾りの下がる天冠の女の子、りりしく冠をかぶった男の子は共に金襴の衣装と袴姿が愛らしく、子供達の健やかな成長を祈ります
この甘茶を注ぐなどの行為は「お釈迦様がお生まれになった時,産湯の代わりに,八大竜(龍)王阿那婆達多竜王甘露を降らせ,その誕生をお祝いした」というお釈迦様の誕生の逸話が元になっています。
ちなみに,一般的には灌仏会花まつりと言われますが,他にも「降誕会(ごうたんえ)、仏生会(ぶっしょうえ)、浴仏会(よくぶつえ)、龍華会(りゅうげえ)、花会式(はなえしき)」とも呼ばれます。


⑤[十三詣(じゅうさんまいり)]…数え年で13歳になる子供達が、4月13日虚空蔵菩薩を祀る寺院を参拝する行事です。
虚空蔵詣りや知恵詣り、智慧もらいとも呼ばれ,虚空蔵菩薩のご利益に預かり,智慧や福徳を授かり、技芸の上達を願う行事です。
子供達は好きな漢字を一字書いて「お身代わり」として捧げます。
虚空蔵菩薩は13番目に誕生した菩薩とされ、智慧・福徳・芸事などを司る菩薩様とされます。


お花見…桜前線が北上し,関東~東北では清明の頃がお花見日和になり、各地の桜の名所はお花見客でにぎわいます。
清明の時期は,名の通り,純粋に春の到来を喜ぶのがで,開運行動になり,お花見を楽しみ,春に旺盛になってくる“木の気”(人間関係・学業・仕事運など)を活性化して取り込みましょう


『五行陰陽養生』
二十四節気は,陰陽五行の思想とつながっていて,それからみると、「春」の時期は「木火土金水」の『木』に属します。
『木』のキーワードは『青・春・風・東・肝・怒・酸・生』で,これにはそれぞれ意味があり,季節の養生と深い関連があります。
』とは,命が新たに生まれることを意味しますが,芽吹は一種のデトックスであると考えます。
冬の間に培った物すべてが芽吹きますので,その中には,良いものだけでなく,悪いものも心身から溢れ出てきます
寒暖差が激しくなる3月~4月にかけての芽時(このめどき)体調しやすいと言いますが,それはこのような意味があるのです。
この時期は身体の不調だけでなく,心からも溜め込んだ想いが溢れ出てきますので,できるだけ「伸び伸び」と,ゆるやかな気持ちで過ごすことが大切になります。
・・・・・・・・・・・・・・
※心から溜め込んだ想いが溢れ出てきた時は,瞑想をして,心に落ち着きを取り戻しましょう♪
○[気軽トライできる瞑想やり方
部屋の灯りは暗めにして、リラックスできる服装で行ないましょう♪
㊀椅子等に腰かけて、仙骨を立て、姿勢を正します。
㊁両目は軽く閉じるか、1~2m先の床を見下ろすようにします(瞼が楽な状態になります)。
㊂肩や腕の力は抜き、普段よりもゆっくり深い長い呼吸をします。
長息は長生きする!」とよく言いますが,長い息をしようと思えば,吐く方が優位になります。
逆に,吸う方が優位になっている場合は,どうしても浅い呼吸になってしまい,そうなると,イライラしがちになったり,ストレスも,疲れも,溜めやすくなります。
・頭の中でつぶやいたり,考えたりしていることに気づいたら、それらを吐く息とともに、身体の外に出すイメージで,呼吸を続けましょう
・また、深い長い呼吸をすることによって,酸素をたくさん取り込むことができるようになると,身体は健康になり,頭はスッキリして,心はポジティブになっていきます。
9~18分ほど続けると、頭の中が空っぽになって、気持ちが落ち着き、身体もすっきりとした感じが得られます。
・・・・・・・・・・・・・・
また,この時期は古くから体調不良になりやすい時期として,身体の変化に気をつけ,養生してきたといいます。
この時期に身体を整えるために,日本人は古くから解毒になる春の山菜をいち早く摘んでいただいてきました。
旬の食材を取り入れて,寒暖差によるストレスに負けない身体を手に入れましょう♪

↓◇続きは

◎③清明の食養は?
https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12586707017.html
◎④清明の旬を感じるものは?
https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12586722555.html
◎①24節気&72候:清明とは?
https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12586660046.html

+。:.゚.:。+゚+。:.゚.:。+゚+。:.゚.:。+゚+。:.゚ +。

★【図書館カフェ HabiRoad】 

    

現在は山梨県大月市で,【事前予約制】で、イベント、ワークショップ、お話会、個人セッション等を行っています。

お問い合わせは 【図書館カフェHabiRoad  平井克也】 迄ご連絡下さい。       

【ブログ】http://ameblo.jp/skmhirai/    
【フェイスブック】(図書館カフェ)http://www.facebook.com/habiroader    

 (図書館カフェ)https://www.facebook.com/librarycafehabiroad/
【営業時間】9:00~21:00  (事前予約制)    
【電話番号】  070-6439-3695    
【メール】habiroader@yahoo.co.jp 
【店主】 平井克也     
【フェイスブック】https://www.facebook.com/habiroad
●マコモ販売(1袋:¥7560) 
●医王石販売(1袋:¥2200)

 https://ameblo.jp/skmhirai/entry-12012820489.html
☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*☆* 
to HABI ∞ ROAD(いろんな幸せな道=彼岸への道) 
毎日毎日、本当に幸せで、ありがたい 
今起きていることは、自分に必要なこと 
感謝すべきことしか、起きていない。 
気付いて感謝、学んで感謝、成長して感謝 の繰り返しで、 
だんだん 満たされているって、すべて愛だって…。 
幸せだって 感じる 
ありがとう ご縁に感謝 (byおじぞう) 

 

【図書館カフェ ハビロード】の店主
【平井克也】
の著書
『成功する人は、なぜ宇宙を語るのか。』
2017年12月13日(水)、【徳間書店↓】から出版されました。

 

成功本、スピ本、宗教本等に書かれてある【宇宙の叡智とその実践の具体例】をたくさんわかりやすく書かせて頂いています。

必見ですよ♪
最後には、地球に生まれた人すべての人にとっての【真の成功】についても書かせて頂いています。

これも特に必見ですよ♪
この本は、面白くて、ためになるビジネスとスピリチュアルの深い内容のお話です。