ツユクサとケツユク 2025-8-19 投稿 28-21追記
ツユクサ
倍数異数体(藤島弘純教授、橘伸一 1973)
遺伝子 無毛型2n=88 有毛型2n=44または46
自分が写した画像では目視では苞に毛の有無しか確認できない。
花弁の形も毛無、毛有、双方に同じ形の花弁が見られ、X字形仮雄しべは目視では選別でき無いがPC画面で、蝶形か茸形(クラゲ形)の判断が出来る。 ちなみの蝶形は毛無、茸形(クラゲ形)はケツユクサ。
HP tuyukusa-life.la.coocan.jp さんの ツユクサの庭
ツユクサの分類学上1種類なのですが、総苞(苞葉)に毛があるか無いかとか、
葉に毛が生えているかいないかなどで、変種レベルで区別している。
杉本順一(日本草本植物総検索誌Ⅱ、単子葉篇1973)
日本草本植物総検索誌の中に
ツユクサ(狭義)は葉裏に毛無、総苞外面は毛無又はほとんど毛無。
ケツユクサ(ヒメオニツユクサ)は総苞外面に細毛があり。
オニツユクサは葉裏は有毛、(葉表に少々毛があるものも含む)と苞葉に毛がある。
鳥取大学の藤島弘純教授らは、「ツユクサの生態種2種として、苞葉の葉脈上の散毛の有無で分けている。」
ツユクサの庭さんの人工交配の二十数種類の交配結果、粃((しいな)稔実不良の籾))だけに終わったようです。
結論として「無毛苞と有毛苞のツユクサは交雑子孫ができにくいので、一見同じツユクサだが、上記の藤島氏らの言っているように別の生態種かも知れない。」と見極めたようです。
HP juno.ne.jpさんの ウスイロツユクサ記
多くの図鑑にはこのツユクサの記載はないが、上記の 日本草本植物総検索誌には「花淡青」、神奈川県植物誌2001では「淡青色の品種」と書かれている。
ウスイロツユクサの命名者、牧野富太郎博士の原記載の文献を読んでみると「淡い青みががった紫色」「薄色(淡い紫色)」の花のツユクサこそが、牧野博士の命名した品種である。
以上がjuno.ne.jpさんの ウスイロツユクサ記の中の文章を抜粋して書き改めましたが、出版社、著者により出版された植物図鑑には統一性が無く、偏りが所々でみられるようだ。
そんな中の http://tuyukusa-life.la.coocan.jp (ツユクサライフ)さん、juno.ne.jpさんの見識に唯々脱帽するのみ。
薄色露草で苞に毛の有無で名前が変わるのか疑問を持っている。
笹目川のツユクサは毛無露草すなわちただのツユクサ。
鴨川と荒川の上流合流部の毛無露草でツユクサ。
桜草公園横土手の土手上、土手下も少々小ぶりだが、毛無露草でただのツユクサ。
桜草自生地内のツユクサは毛有露草でケツユクサ。
戸田ケ原や自然観察センター付近の野原では、ツユクサの群生は殆ど見られず、
花弁の閉じた露草が、そこほこにポツンポツンと見られるだけ、見られた花は全てケツユクサだった。
HPツユクサの庭さんの説によると
「ツユクサは平地や山の道端、田畑に広範囲に咲き、ケツユクサは山地の田畑、はやしの道端、渓谷など
主に内陸部に見掛ける。」と書かれているが、
彩湖囲繞堤内及び桜草自生地の露草が見掛けず、ケツユクサのみを見掛けるのは納得できない部分もある
秋ヶ瀬公園や堤内の田圃のツユクサも調べてみるつもり。
囲繞堤外さくらそう水門下、荒川と鴨川の合流点上流部のツユクサの群生は毛無であり、新開田圃、堤内の道場田圃も毛無露草。
人口耕地と云えばそれまでだが、川口自然の家付近の見沼用水東縁付近の露草が、
両方存在する所を見るとツユクサの庭さんの植生する場所の説明がつかない。
18-9/29 秋ヶ瀬橋下の秋ヶ瀬公園入口に向う、道路両脇のツユクサは毛無露草であった。
自生地川沿いE区のクヌギと荒木田の窪地の間、柵から3~5m程の所に白露草が数個咲いている。
画像を白露草と思い撮り自宅でPCで眺めたら、一つは薄青露草で、一つは真綿に砂糖をまぶしたような、これまでの最高の美しい白のツユクサにであった。
ツユクサ 部分名称 三河の植物観察より出典
2017-10 サクラソウ自生地の二段咲きのケツユクサ
2018-8 サクラソウ自生地のケツユクサ
2018-8サクラソウ自生地 白花ケツユクサ 白花は厳密な分類学上の扱いとしては品種である。(wikipedia)より。遺伝子が固定化されていて白花からは白花しか出来ない
2019-9 見沼用水東縁 見沼田んぼツユクサ
2019-9 見沼用水東縁 見沼田んぼケツユクサ
2018-9 見沼用水東縁 見沼田んぼツユクサ
2019-9 見沼用水東縁 見沼田んぼツユクサ 花被(花びら)が絞り
ツユクサ
ツユクサは一度、調べ出したが奥深く断念した経験がある。
見沼用水東縁に自然の家の庭は毛無露草、付近の農地は両方入り乱れているが、
西縁では毛無ツユクサだった。
ひと時、荒川系と利根川系があると思っていたが、荒川河川敷は毛無、サクラソウ自生地では毛露草と別れている。また、渡良瀬遊水池植物の会の2018年の文献では 「毛露草は稀である」と書かれていることから、荒川系と利根川系は同一と判断する
ちなみに、笹目川は毛無露草、
上記作文、画像は2017年から2019年のツユクサの調査記録である。
2025-8-13 古民家を訪ねた帰り道、芝川と見沼用水西縁の間の農地を歩いていて、露草を見てしまう。毛無ツユクサだった。改めてツユクサとケツユクサを調べ出したが、結論に至らず、諦めの心境。
花被(花びら)の色や形は千差万別、その中で、白花や薄紫の花の色は遺伝性があるようで、それぞれの種子からは他の色の花は咲かないそうです。咲く場所が毎年同じ場所もこれらに関連がありそうです。
画像の記録と記憶を思い出し、投稿した。








