芹とからし菜を食べる。

 笹目川の自分用の植物図鑑を作っていて、笹目川で自然に生育している野草で薬草、食草の分野で薬草は手が出せないが食草は経験できそうとの思いから数年前から食料として年1回、楽しみとして採取している。1月から2月ごろの食草は芹と、からし菜を採取。芹は12月ごろから採取でき、芹には田ぜりと水ぜりがあり、田ぜりは地面を這うように成長し、水ぜりの茎は上に伸び成長する。人いわく、田ぜりの方が味が濃いと云われるが、スーパーの販売されている芹は水ぜりである。       田ぜりは収穫時に土などが絡み面倒であと処理の楽な水ぜりを収穫している。   ちなみに、笹目川には両方採取できる。                      からし菜の旬は1月から4月ごろと記されている。霜が降りる前と3月ごろになると虫が出てくるので、自分は遅くとも立春前に収穫する。収穫する量は3日分を目合せにしている。からし菜は収穫から三日以降は辛味がなくなる。

芹もからし菜も収穫してから、水洗いをして半日ほど塩水につけ、水洗いをして芹は

おしたしにして、また、小皿にワサビ醤油で食し、からし菜は軽く湯通しして冷水で冷やし、鰹節を掛け食べる。辛味が落ちたころは醤油に柚子かレモン汁をかけて食べる。 半日ほど塩水に浸けて置くのは葉に隠れた虫の防除のためで、しっかり水洗いが出来れば越したことはない。

芹もからし菜もスーパーの店頭で安価で手に入るが、毎日サンデーの自分には収穫は楽しみの一つになっている。

芹の味も、からし菜の辛味も店頭で求めた菜葉にはない濃い味と新鮮さが味わえる。

たとえ収穫できても1年に一度だけの楽しみ、あとは翌年に持ち越す。

 

        秋に咲く芹の花

 1月収穫の水芹

  食卓に並ぶ芹

 4月に満開を迎えるからし菜の花

 1月食草に摘んだからし菜の葉

 湯通しした、からし菜

芹の効用  カロテン、ビタミンC、葉酸、カリウム、鉄などが豊富に含まれており

貧血予防に効果があり、カロテンやビタミンCとの相乗効果でがんの予防が期待されている。 JAグループHPからの抜粋

からし菜の効用 食欲増進、免疫力強化  福山市医師会HPからの抜粋