旧浦和市の無名の坂

さいたま市と合併する前の旧浦和市は縄文弥生時代に奥東京湾と呼ばれた海抜4~5mの低地と海抜10~17mの大宮台地の2つの地域に分けられる。

旧浦和市の時代の昭和50年代に公募で道と坂の名称が決められたが、無名の坂が台地と低地の境に舌状台地が形成され、北方向に舌状地の先端から緩やかに伸びる尾根道の登坂があり、東西に降る急坂は無名の坂になっている。

尚、傾斜角は国土地理院地図のGPSからの数値

JR武蔵野貨物線が階段1手前から台地のを繰り抜いている。

             杜坂

  桜区西堀8丁目無名坂 平均斜度25%14度(国土地理院地図GPS)

  自分の知る限りさいたま市で1番の急坂車道

    坂上部 最高斜度31.3% 17.4度

       中央区大戸中通り稲荷坂

 稲荷坂階段1、手前からトンネルに入る武蔵野貨物線

稲荷坂から鴻沼低地に降りる階段1 28度53%

足下にはJR武蔵野貨物線が通ている

稲荷坂から鴻沼低地に降りる階段2 19度34.4%

  浦和商業高校正門前を北に坂下通り木遣坂

浦和商業高校正門前を西に岸町緑道から国道17号に登る。

4.1%の傾斜(国土地理院地図GPS)

薬師堂裏の久保入り谷の急坂、角度9度16%最大斜度10.4度

 自分の知る限りさいたま市で2番の急坂車道

 区境の久保入り谷の階段、町名は同じ神明2丁目

    階段の斜度17.4度31.3%

 武蔵野線南浦和駅から東浦和駅間の路線の切通し

   薄緑は低地、橙色は台地。

  県道35号線武蔵野線東浦和駅向かう切通。

 武蔵野線県道35号線から東浦和駅方向の側道のうねりを撮影。

 東浦和の見沼田んぼまで約2.6㎞、その間に陸橋が11本あり、

 最高点14.4m、最下点5.6mを繰返しながら見沼たんぼへと向かう。

  以前、住まいが近くのあった時、徒歩、自転車と何度も体験している。