2015年10月、3日を掛けて隅田川河畔を歩いた記録で古い画像で恐縮です。
隅田川は東京都北区の岩淵水門から荒川と分岐して東京湾にそそぐ全長23.5㎞の1級河川。
古い文献を見ると、隅田川は入間川とか戸田川と書かれて、墨田区鐘ヶ淵下流を通称隅田川
とよばれていた。昭和3年荒川放水路ができ、昭和40年(1695)の河川法改正により荒川と
呼ばれていた隅田川は通称では無く、正規の名前で、荒川放水路は荒川と登録される。
隅田川紀行A 10月13日 晴 岩淵水門から豊島橋迄
手前、旧隅田川の水門、赤水門と呼ばれていた、岩淵水門
現在の隅田川水門(青水門) 1982年(昭和57年)完成
下流から水門を撮る、左からの合流は新河岸川
左が荒川土手、高さ12.5m、隅田川の土手は下がっている。
隅田川左岸、荒川土手から急坂を下り通称カミソリ土手
と呼ばれる6.9mのコンクリート土手
通称カミソリ堤防、コンクリート堤防、高さ6.9m
土手沿いに鎮座する新田稲荷神社、元禄10年創建
新神谷橋右岸上流から撮る
新神谷橋上から下流を撮る
新田橋全景
新豊島全景
通称天狗の鼻入口
天狗の鼻、中間、防潮堤説明版
カミソリ堤防断面
豊島橋袂より右岸上流を撮る。天狗の鼻出口
豊島橋左岸ゆうゆう公園から下流を撮る。
赤線の上から下に歩く。
岩淵水門右岸から始まり何度か、土手下が通れず一搬道に出て戻るを繰り返し、
豊島橋を渡り右岸に出て新神谷橋迄戻るコースを採ったが、隅田川テラスを通れたのは、
右岸の天狗の鼻だけっだた。天狗の鼻の箇所だけテラスが出来ていて、他はまだ予定外
なのだろう。岩淵水門からの流れは、荒川から遠ざかるが、天狗の鼻ので近づき、又、
離れて行く。防潮堤の脇を歩いて刑務所の塀脇を歩いている気持ちになったのは、
私だけだろうか、川の流れも聞こえず、見る事もかなわず、冷たいコンクリートの壁に阻まれ、
覗いても先を見通すことの出来ない場所で生活している人の気持ちはいかに。左岸で豊島橋の
出る歩行者は堤防脇から階段で橋の袂に出る。新神谷橋は橋下を潜れ、新豊橋は隅田川では
1番新しい橋で、平成19年の開通で、堤下から緩やかな勾配で橋の袂に出られる様になっている。
製作された年代に寄るのか、新豊橋は両側とも堤の上は公園になっている。新豊橋から先
は両岸とも、堤防の外側は途中で行止り、右岸は石神井川の先の梶原の舟渡場跡迄、
堤防に近ずけず、しばらくの間、街歩きになる。
次回は、梶原の舟渡場跡からのスタート地点としたい。