荒川の支流、笹目川は武蔵浦和から東、400m 国道17号線の合流部を源流とし、
1937年に開削した、全長5.15kmの人工河川。
1967年1級河川になり、後に度重なる改修工事を経て現在に至っている。
国土地理院地図、源流から中央橋までの地図を貼付けました。
その先は、北戸田駅近くの川沿いの絵地図を参考に。
笹目川の源流、別所排水路などの排水を沈殿濾過してポンプで放流。
奥の門の形が樋門、その奥は国道17号線、真上は武蔵野線ガード。
源流から850m、川縁にある通称「カワセミ広場」の花桃。
この場所はバードウォッチヤーの聖地、午前と午後に人が入れ替わるようで、
皆さん、重いカメラを手にチャンスを待っている。
てなわけで、鳥見の人の入れ替わる合間にデジカメでカワセミを撮ってみた。
トリミングをして載せました、自画自賛です。
源流から約1㎞、荒川河口から4.15㎞、荒川からのポンプを使っての導水
一日数度放水、早朝は隣の狭い水路から放流、水流の音の小さくなるそうです。
放流が止まり川底の小魚の動きが見えるようになると、
鷺などの漁場に変わる。
桜の季節の笹目川、右岸も左岸も花で覆われ、水辺公園橋上で
たちどまり、しばし眺める人がいる。
水辺から武蔵浦和駅方面の画像、河川敷や水辺テラスで花見。
コロナがはやる前の画像です。ボランティア団体が主催する川の生物調べ、
前日に4枚の網で川を塞ぎ、翌日網お上げ数個の角タライの中に獲物を入れ、
生物講師が子供たちに説明、潮の引いた頃を見計らい、親子ともども、
網を持ち、川べりをさらっていた、残念ながら今年も開催されず。
理由はボランティアの人たちが高齢になってしまったとの事、非常に残念。
2023-8/17 散歩中に階段テラスで親子が水をさらい、タッパーに入れ、
透けて見える容器を覗いている、「何をしているか」尋ねると。
笹目川のプランクトンを研究しているとの事、
学年を尋ねると小学4年生、知ったかぶりの偏屈爺もただ絶句。
笹目川橋上からの夏の風景、武蔵浦和駅方面を撮る
笹目川橋上から秋の風景、
冬の風景、
荒川の水位が下がると、笹目川の水流は下流に流れる。
笹目川はこのような堰が四ケ所あり、荒川の水位が下がっても、
笹目川の流れは枯れないように考えられている。
この堰にも小魚や鯉の滝登りが見られる。
国道を渡る歩道橋、左下を走る国道、上は外環自動車道、正面最上段は鉄道高架橋、
笹目川を跨ぐ鉄道架橋、左タワーマンションの前に北戸田駅ホーム
地上高20m、六階の高さに相当、地上高では現在日本一のホームとか。
高架橋前方に北戸田駅ホーム、ホーム前方に北戸田の文字が見える。
中央橋から笹目水門の絵図 約3㎞
笹目川フェスタ2022-10/01画像、ボランティア主催、協賛は地元の企業。
香具師などの露店はなく、企業などが即席で露店を出す手つくりのお祭り。
この場所から船が出るのだが、水位が低く取止め。
開会から1時間後に尋ねたのだが、かき氷の看板の出ているお店は、
早、売切れの札が下げられていた。2023年秋も開催予定だそうです。
北部橋中央両側に北側に女性像「潤い」、南側に男性像「大空」
の銅像、両作品とも田畑功作品、橋そのものも芸術的。
谷口上橋。人道橋、アーチ系ニールセン橋というそうです。
自然と彫刻のプロムナード
中岡慎太郎作品が多数並ぶ、題名は「my family」
堤向橋上から下流を望む。上流の山宮橋から川幅は32mになている。
沼口橋上から笹目川親水公園を望む。太公望が何人かいるのだが。
前方、笹目水門、
荒川水位A.P+2.50mで笹目川に逆流した時、自動閉門
竣工昭和58(1983)年