2019年(令和元年)10月12日19時頃、台風19号が大型で強い勢力で伊豆半島に上陸、翌13日に掛けて関東地方を抜け三陸沖に抜けた。各地の大きな爪痕を残し駆け抜ける。台風シーズンを迎え、荒川第一調節池(彩湖道満パーク、秋ヶ瀬公園)の当時の画像を投稿。

  画像は台風通過の翌日13日午後と15日の画像、他

13日荒川第一調節池(彩湖)から新宿副都心をの望。最大幅約1.3㎞ 全長8.1㎞ 

 13日 武蔵野線高架橋

13日 彩湖公園から武蔵野線鉄橋、桜草水門、左中央2階建のの管理棟

 13日 横土手から彩湖公園管理棟を撮る

13日 横土手から彩湖公園駐車場と置き忘れた軽トラックを撮る

台風通過二日後(15日)の画像 彩湖公園駐車場と坂の途中で水に浸かった軽自動車。

左前方の建物(トイレ)は上の画面では屋根上部を残し水没していた。 

 13日 通称カマキリ公園の遊具のカマキリ、顔だけが水面上。

15日 普段のカマキリ公園、滑り台下の大人と子供。

 13日 荒川第一貯水池囲繞堤、左荒川、右秋ヶ瀬公園

13日 秋ヶ瀬取水堰 ゲートは開いている。13日14時過ぎに写す。

 普段の秋ヶ瀬取水堰、普段はゲートは閉じている

13日 14時頃、荒川の隣を流れる鴨川の水位、13日10時10分避難勧告解除

13日 14時頃の鴨川合流する鴻沼川の水位、13日10時10分避難勧告解除

 13日テレビ送信塔も水の中

 20日 秋ヶ瀬公園と彩湖を繋ぐ水流で破壊された流入口

 台風通過後の20日 彩湖道満パーク周回道路も堆積した泥

 11月6日 秋ヶ瀬公園の駐車場の堆積した泥、乾燥している。

 11月6日 秋ヶ瀬公園遊歩道、泥とゴミとが散乱している。

      

 下記の表は国土交通省データの台風通過後の13日から時間経過と水位を表したものである

                       時間  太郎衛門橋  治水橋 笹目   岩淵水門  西新井

                   堤防高さ   10/13 最高水位

  太郎衛門橋 計画高水位14.93m            3:00 15.02m  

  治水橋   計画高水位14.6m   16.5m    5:00   13.08m         

  笹目橋   計画高水位10.05m   12.5m    10:00  8.48m  

  岩淵水門  計画高水位8.57mm  12.5m    10:00  7.26m          

  西新井水門 計画高水位6.20m           09:00  5.12m  

 堤防の高さの余裕高、「天端幅は(構造令第20条第21条)により計画水流量10000㎥/sを越える場合 堤防の高さ2m天端幅7mを下回ない 。」

荒川の堤防の高さと天端幅はこれに当てはまりそうだ。計画高水位(HWL)+2m以上

第一調節池の最高水位は13日10時から2時間A.P+11.22mになり洪水満水時の水位A.P+11.925mの90%以上のの水量を貯めたことになる。

因みに第一調節池の周囲堤の高さはA.P+14.425m。

この台風の影響で彩湖道満パークと秋ヶ瀬公園は 堆積した泥などの回収に彩湖道満では翌年3月1日、秋ヶ瀬公園では翌年7月13日の開園迄の閉鎖が余儀なくされた。