ひとり言

 2024年6月笹目川の樹木の伐採が始まった、上流から下流にかけて1.8㎞の範囲。

 自然河畔林は悉く伐採され、一部の人工河畔林は残された。荒川から上流3.4㎞付近の両側の樹木は河畔林を形成し、伐採された中に直径60㎝程を越える樹木も含まれる。

 これまでに枝落としが行われたのは何度か見られたが、根元からの伐採は記憶にない。 洪水時、河川敷の樹木が堤や橋梁は破壊するとの名目で伐採されるが、

 一部の人口樹林を残すことは、洪水時の安全を守るためとは相反する。

笹目川は源流はなく、岸町緑道から白幡緑道に接続された最上流部の白幡水門の貯水槽には上流部の雨水や下水の一時貯め起き貯水槽の役割を担っている。これは下水ポンプ施設の容量がオーバーした時に内水氾濫を防ぐために水門が開けられると聞いている、その時以外は水門は閉じられたまま、当然、水は流れず死の川になっている。800m程下流の田島排水路、沼影排水路、食品会社の排水が合流する、別所排水路の最下流に集め、浄化した水を、笹目川上流部に導水し名目を保っている。

また、下流1㎞程の内谷橋袂に荒川からの道流水が放出され川の体面を保っている

一級河川である。人口河畔林のある 瓶尻橋河川敷付近の川幅はJPS測定で約20m、

下流の笹目川橋付近の川幅は約2倍、この数値を見ても上流より下流の方が水圧は低く、水圧の掛る上流の樹木は残され、上流 、下流含め大小100本前後の樹木が伐採される不思議さ、ほかに伐採される理由があるのかもしれない、私のようなぼんくらには伺い知れないこと。伐採によるこれまで生息していた昆虫などの生物の影響はいかほどの物か、検証していく必要があると思う。

樹木は、光合成により大気中の二酸化炭素(co2)を吸収し酸素を放出し環境に役立っていると記憶しているが、温暖化防止のために「樹木を守ろう、森林を守ろう」と運動しているのは思い違いか、時代錯誤になったのか。

 

保育園の待機児童問題で、遊び場がない保育園が笹目川界隈に数園か存在している

別所排水路の暗渠で毎日のように遊ばせている保育園が見られ、また、身障者が働く作業所の休憩時間に利用している姿も見られる。

川幅の狭い上流部、約800mを暗渠にして公園にした方が、喜ばれる人が沢山いられるのではないかと訴える、笹目川上流河川敷の有効利用を唱えている人のHP。

parkforkids1.blogspot.com 笹目川上流流域の有効利用(さいたま市南区の子どもたちにもっと公園を)2013-4/16さいたま市南区の公園面積水増し疑惑を検証する。