金蔵寺①からの続きになります。
本堂の右手にあった愛宕大権現の参道の鳥居。明治の神仏分離令で愛宕山から遷されました。「登山口」とあったので奥に進むのは断念してしまいましたが、そんな遠くないところにお堂があるようです。
 

 
開山堂は桂昌院によって建てられ、隆豊禅師ほか歴代の僧師が祀られています。

 

 
葉山神社、とありました。富士山本宮浅間大社より勧請された木花咲弥姫命が祀られています。
 

 
本堂の右手から左手に移動する際に、もう一度本堂を撮りました。
 

 
 

 
他の摂社にお参りします。
 

 
右から十三仏堂(山王権現)、歓喜天堂(荒神)、地蔵堂(向日明神)が祀られています。
 

 
奥のほうにある桂昌院の御廟所。
桂昌院は京で生まれ、出自は関白二条家の家司だった北大路家とされていますが商家の娘であったなど諸説あります。部屋子として家光の側室・お万の方に仕えていたところ春日局の目に留まり、後に家光の側室となって綱吉を生みます。生前に従一位を賜り、実家の本庄家(北大路家)の親戚は各地の小藩の大名に栄達しています。将軍ご生母となると並々ならぬ権勢ですね。
 

 
帰り道の石段。なおこのお寺は紅葉の穴場スポットとして知られているようです。

 

 
専用御朱印帳の御詠歌。
 
 
その裏に直書きで頂いた御朱印。「大慈悲尊」と書かれているようです。