コメントをいただきました。
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お父さまがいつも「足の指を曲げて歩いている」
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よく転ばれたりして、ご心配とのこと。
**ブログやメルマガにコメントいただければ
個人を推定できる部分はカットして
メルマガなどでできる限りお答えしております。
この「指を曲げている」というのが
どういう状態かというと・・・
指先は床に接しているけれど
<指の真ん中(第1、第2関節)が空中に浮いている状態>
をいいます。
こんな状態ですね。(親指以外の4本)
↓
足だとよくわからないので、「手」で真似してみると
こんな状態↓
足の裏は地面に接しているけれど
指の真ん中が「浮いて」いる。
これを「屈み指(かがみゆび)」といいます。
最初はご本人も全然気づきません。
真上からしか見えないので。。。
でも、横から見ると・・・浮いているのです。
なので
指の丸まりが大きくなるにつれ
靴に当たってきて初めて「あれ??」っと思う方が多いです。
「指の上側が靴に当たって痛い!」
という場合は指が丸まっていないかどうか、よく見てくださいね。
↑
初期の場合は、指の丸まりもほんのちょっとで
真上から見るとほとんどわからず、痛みもありませんから。
指の第2関節を上から押してみると
ご自身でもチェックできると思います。
こういう場合は、
<指に力が入らないからで、そのためには「タオルギャザーが良い」>
とオススメしているのをよくお聞きしますが・・・
屈み指の方の場合は、ダメ
だと私は考えています。
床に敷いたタオルの上に、「重しを乗せて」
足指だけでタオルをたぐり寄せるなら
指の力はつくと思いますけど・・・
重しものせないで
軽いタオルをたぐり寄せても・・・
指がもっともっと丸まってしまう癖がつくだけだと思っています。
コメントいただいた方も
「気がつくたびに、足指が曲がっているのを直している」
と書いていらっしゃいましたが、
これはイイと思います。
体は「形状記憶」の性質があるので
指を伸ばした状態を続けることで
伸びてくるんです。
ただし、根気強くやらないといけません。
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