前回は「頭の重さ」について書きました。
「頭の重さは、体重の約10%」
50kgの体重の方で、5kgが「頭の重さ」ということになります。
それでは「腕の重さ」はどのくらいでしょう?
答えは同じく「体重の約10%」なんです。
ということは、人間はカラダの上部に
ボーリングの「ボールが2つほどの重さ」を抱えていることになります。
上の写真と下の写真を比べてみてください。
上は「正しい姿勢」の時
ボーリングのボール2つ分、または10kgの米袋を
「背骨できちんと支えている状態」です
コチラから見ても、どこにも違和感がなく、
とってもスッキリとして見えます。
下は「猫背:すなわち背中が丸まっている状態」
上図のように「背骨だけでは支えきれず」
背後から赤いテープで支えています。
カラダはひどく不安定で、
後ろの赤いテープに「相当の負荷がかかっている」のがよくわかります。
実はこれが「肩こり・腰痛の原因」なんです。
後ろの赤いテープは「首・肩あるいは腰周辺の筋肉」
と思ってください。
「頭が前方にきてしまう」ことこそが、、
肩こり・腰痛の本当の原因なんです。