オーケストラでは指揮者が多数の奏者の息を合わせるが、名流祭では指揮者がいない。総監督の金亜軍先生も揚琴の演奏をなさるから。
22台のヴィオリラと4~50名の合唱。導入部分(始まり部分)がすごく難しい。全員が金先生を注視し、先生のわずかな動きでテンポを確認、次の少し大きな動きで演奏が始まる。
...
22台のヴィオリラと4~50名の合唱。導入部分(始まり部分)がすごく難しい。全員が金先生を注視し、先生のわずかな動きでテンポを確認、次の少し大きな動きで演奏が始まる。
...
視線は金先生を見ながら、左手と右手は楽器の第1音のポジションに。少しの動きも見逃すまいと冷や汗ものの緊張マックス。先生の指が小さく4回リズムを刻む。さあ始まり!
ヴィオリラは舞台上で、合唱は(人数が多いので)客席から声をだしてもらっていたら、音がどうしてもズレて聞こえてよけいに焦る。生歌とマイクを通した機械音では、ほんのちょっと時差がある。
合唱も舞台に上がってヴィオリラの背後に。ヴィオリラと合唱の音をぶつけあっても仕方ない。両方の音をひとつにして観客にぶつけなければ。
「3.11」のための、金亜軍アレンジ G.Caccini 『Ave Maria』
ヴィオリラは舞台上で、合唱は(人数が多いので)客席から声をだしてもらっていたら、音がどうしてもズレて聞こえてよけいに焦る。生歌とマイクを通した機械音では、ほんのちょっと時差がある。
合唱も舞台に上がってヴィオリラの背後に。ヴィオリラと合唱の音をぶつけあっても仕方ない。両方の音をひとつにして観客にぶつけなければ。
「3.11」のための、金亜軍アレンジ G.Caccini 『Ave Maria』
鎮魂の歌声がうねりながら私を襲い、ゾクゾクしてくる。
鳥肌がたった。
鳥肌がたった。