遂に始まりました。最近は特撮ばかり記事を出していたので、やっとのことで別の系統の記事も出すことが出来ます。

 

で、噂の2期。1期と同クオリティーで見せてくる作画の質や物語の質は勿論の他、音楽もまた然る事ながら良かったです。まあ、飛び抜けて良いかと思えばそれは言えない。

 

物語の方は1期の内容を軽く振りかえりつつ、今回新たに進む内容を説明する段階でした。「東京ブレイド」という舞台編だそうで、アクアやら有馬かなやら、黒川あかね、更に姫川など新キャラクターが続々と登場しました。ただ、今回の話としてはキャラクターメインではなく、あくまで原作者サイドと制作陣サイドによる話だという事は分かった。

 

何故かって、一番は黒川あかねが演じることになる鞘姫の設定が原作と異なる点だと言うこと。この点についてはタイムリーな話題であるし、様々な論点が孕んでしまう話題でもある。なぜタイムリーな話題かと思えば、最近起こってしまった某局ドラマの件があるから。あの一件により「原作改変」がマイナスなイメージとなり、非常にセンシティブな話題となってしまった。

 

この論点をどうこの作品では描くことが出来るのか。この点については非常に楽しみにしているし、視聴する際に着目すべき論点でもあると思います。(個人的に)

 

ちなみに、アクアは劇団ララライの関係者を狙っていました。これは1期の内容を振り返らないといけないと分からない話なんだけど、劇団ララライはアイを変える「何か」を握っている場所だから。その目的のためだけに彼はこの仕事を引き受け、機会を狙ってDNA検査を回そうとしている。そして真犯人を捜そうとしている。

 

・まとめ

こんな感じ。初回にしては非常に丁寧で作り込まれていると思います。
 
あとおまけで話すけど、「原作改変」は決してマイナスな側面があるわけではないです。確かに「原作改変」が行われれば制作陣サイドで制作が進めやすくなるけど、原作者としては意見が通りにくくなる。その点を気にしているのかなーと私は思うのですが、どうなんでしょう。(もし宜しければコメント欄に残して貰えると助かります)
 
でもマイナスな側面があるわけではなく、フジ系列ドラマの『ガリレオ』がその典型例なんですよ。内海薫という事実上のドラマオリジナルキャラクターが居る訳なんだけど、結果的に大成功を収めていますし。あと日テレ系ドラマの『祈りのカルテ』に出てくるオリキャラとか、『となりのナースエイド』とか。決して原作改変がマイナスな側面だけあるわけではないのです。
 
それにこの作品を実写化する際、なぜか目の色を指摘する人が居ましたけど、なんで批判するんだろうときょとんとしました。漫画キャラ(ないしアニメキャラ)なんて現実に勝てるわけないですし、況してや『推しの子』のように目に星を据えている人なんているわけがない。あれは創作上の表現なんですよね。