・物語

凍てつく燃ゆる心とはランスロットのことのだなぁ……。
 
今回の話の中心にいたのはランスロット。彼の師であるジェリコが敵側……つまりキャメロット側の騎士として登場。この事実だけでも前シリーズから見ている人達は衝撃かもしれないけど、それ以上に衝撃的なのはジェリコがランスロットに恋愛感情を抱いていたこと。
 
ここも恐らく前シリーズを見ていれば分かると思うんだけど、私はその前シリーズを見ていないからあまり分からないのよね。でもそう言った人達の為に軽く説明をしている時点、優しいよなぁって感じました。
ランスロットが心を読める特質を利用してジェリコが胸の内を解き明かすシーン、多分あまり意識はしていないと思うけど印象的だったなぁって。
 
普通ああいった思いは言葉にして出すようなものなんだけど、ランスロットのような人は心が読める時点で胸の内に秘めていても無駄。それならば逆に胸の内で告白してしまおう、そう言った逆転の発想が上手く利用されてて良かった。あと文字での説明が上手く利用されてて良かった感じ。
 
けどそう言った思いを無下にしてジェリコが言い放ったのは、ランスロットを殺害するような趣旨。どこか儚いものだと思うし、ジェリコも微かながらに感じてると思う。が、アーサー王に仕えている限りはそう言った思いは無下にされてしまう。だから胸の内を今のうちに告白した後に殺す手段なんだろうなぁって。
 

・まとめ

今回もあんまり場面転換がありませんでした。けど面白かったですよ。