・物語

あら、なかなか面白いじゃないの。今までの話の中で一番面白かったんじゃないかと思います。
 
前半から一気に飛ばして戦闘シーン。ここの場面はこれまでの話やら関係性と成長を見ていれば明らかだし、それらが理由となって登場人物たちが動かされていて良かったです。それにメインターゲットとなる子どもが見ても応援したくなるような雰囲気だったし、なかなか良かったんじゃないかなぁって。
 
あと、ミナト先生と鏡花のシーンも良かった。今まで側から見ていた人達が映像の中心にいるのって珍しい感じがするし、渦となっていた若者の傍で見守っていた二人だからこそ言える台詞もある。総じてなかなか良かったです。
 
それにライダーに変身することなく戦った錆丸と蓮華コンビもなかなか良き。錬金術師は仮面を必ずや被らなくてはならないというような謎の偏見にも立ち向かえたような気がするし、ただの棒立ち人間にならなくて良かったです。あそこで戦わず、キャーキャー言ってたら「あなたたちは何を学んできたんですか」状態になるし、過去を蔑ろにしてたかもしれない。でも現実はそうではなく、しっかりと錬金術を用いて戦っていて良かったです。
 
後の後半も同じ。ケミーたちと宝太郎が築き上げていった絆とやらは嘘ではなく、真実だということを示しているようで良かったですし、それを間近で見ていたホッパー1が一直線に宝太郎に向かっていったのも良かった。
最後のプラチナガッチャードとドレッド参式の戦いは知りません。催促要素なので触れておきません。
 
一番ラストは錬金アカデミーならではの要素で良かったものの、冥黒の三姉妹の一人であるラケシスが鏡花に手を貸したのが意外。でも不穏な流れから考えて見れば明らかだし、グリオンを葬り去りたかったのも事実。だよなぁって思いながら見てました。ただ、グリオンがこのままでは済まない人間だし、復活フラグも容易に想像できるかと。
 

・まとめ

なかなか良かったと思います。