知的財産の話をテーマにしているので個人的に見始めました。

第1話としてはそこそこ面白いなぁって思いながら、知的財産の知識が無くてもドラマが楽しめる、そんな印象です。

 

 

 

 

 

・感想

第1話はまだ会社に知的財産部が出来上がる前の話。
主人公である彼女は会社の開発部に所属し、新商品の開発に携わっていました。
 
そんなある日、会社が社運をかけて進めていたプロジェクトに藤崎亜紀のボトルの案が採用されることに。
彼女はお人好しでかつ、まだソワソワとした新入社員なので喜び方が人一倍でした。
 
ですが、その数日後ぐらいにライバル会社であるハッピースマイルにアイデアを盗まれ、結果彼女に開発情報の漏洩の疑いが掛けられてしまいます。
 
新入社員の彼女は凄くテンパっていますし、「え? なんで私が?」ってなってますよね。うん。
 
開発情報の漏洩の疑いを掛けられた彼女は一時的に開発部から外され、会社としても浮いた存在になってしまいます。
 
まあ当然のこと。
 
彼女は社運をかけた会社のプロジェクトの開発情報を漏らした(可能性)がありますし、当然蚊帳の外に置かれる。
普通の社員でも新入社員でも普通にメンタルは持たないと思います。
 
んでもって、トラブル調査で来ていた弁理士:北脇雅美が彼女に冒認出願を要求します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
冒認出願って????
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
特許権は先願主義、つまり早い者勝ちなため、彼女が「情報漏洩をしました」と嘘の証言をしなければ特許権は勝ち取れないというのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんなの、新入社員である彼女が出来るわけがないですよね?????
 
 
 
 
 
 
新入社員ですよ????????????
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まだ会社に入社したてのバリバリの現役が「情報漏洩をしました」って証言してみてくださいよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
解雇処分かどこか島流しにされるに決まっているじゃないですか。
 
 
 
 
 
 
なので彼女は頑なに嘘の証言はしないと主張します。
ただ、弁理士である彼にこう言われてしまいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
「ボトルが作れなくなっても良いのか?」
 
 
 
「あなたは何の為に働いているのか?」
 
 
 
 
 
 
 
特に後者の台詞なんですが、今後の物語を左右する最大の論点となりそうです。
 
彼に問いかけられたこの質問に彼女は口を噤んでしまいます。
 
その後、反発した彼女は彼に「弁理士って最低な仕事ですね」と言って立ち去ります。
 
後日、会社の会議にて「情報漏洩はしていません」と主張し会社の幹部達を困らせますが、その窮地を救ったのがまさかの弁理士である北脇。彼はボトルの手触りを感じて「きゅるんきゅるん」と発します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「きゅるんきゅるん??」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
彼は徹夜で調べたものを会社の会議で報告すると同時に、情報漏洩をした真の人物が判明。
それがまさかの社長……。
 
運悪く登場してしまった社長は自ら情報を漏らしてしまったことを社員たちから聞き、その証拠となる映像を見た後絶句します。
 
そりゃそうですね。
 
まさか自分が情報を漏らしていたなんて。
 
 
 
 
というわけで一件落着、弁理士の北脇は藤崎の勤める会社から立ち去ったのですが……。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まあここはドラマを見てください(笑)
面白いですよ。