更科堀井 | 気がつくと

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東京ステイを終え故郷高知に戻りました。地味に、普段の気づきをアップしていきます。

蕎麦が好きだ。

昨年までの東京滞在中に神田藪、並木藪と体験した。

砂場と更科にも行きたい。


まずは更科

麻布十番駅から歩く。いつもこのレンガ色のマンションの下は行列。列が長すぎて諦め、斜め前の寿司海路に入ったこともある。

なんと、この日は誰も並んでいない。先頭だ!

 

店内に入り奥のテーブル席に座る。たちまち周囲の席も埋まった。

 

まずは酒

 

名倉山純米吟醸

 

蕎麦屋の3点盛り

 

私は「さらしなそば」、家内は「もりそば」とある蕎麦を選ぶ。

 

さらしなそば せいろ

 

透き通るような白さ

喉越しよし 蕎麦の風味よし 

HPには「そばの実の芯の部分だけを用いて打つ真っ白なそば。
ほんのりした甘みと、のどごしのよさが特徴です。」と紹介

 

家内の鴨せいろ

ざるの上の蕎麦は、HPに「主として茨城県・境町産のそばの実を店内で自家製粉し、手打ちで打つ色の濃いそば。そば本来の味と香りをお楽しみいただけます。」と紹介

 

酒は純米大吟醸文楽へ移る

 

小海老天種

 

「もりそば」の蕎麦 かけそば

鰹の出汁が品良く、でもしっかり、醤油辛くなく関西の私が大満足のつゆ

 

奥には小上がりもある。

 

作家の山口瞳氏は「俺は更科系しか食わない。蕎麦粉の喉に触るような感触はきらいだ」と言っていた。私はどちら系も、それぞれの良さがあり好む。ただ、更科蕎麦の清らかさの本当の姿を知ったように思う。

 

店の雰囲気として、藪系より落ち着いて蕎麦と向き合える更科堀井は私の中では好ましい。

 

蕎麦に満足して六本木方向へ

蔦屋書店の2Fに上がる。

 

 

私が利用していたときは「ザ・ラウンジ」で飲み物料金が基本だった。現在は「シェアラウンジ」になり時間料金が基本に変わっている。

 

 

今回は見学して、それで出る。

 

六本木交差点へ

 

 

家内は食べているが私は知らない「おつな寿司」

 

コロナのときは買えなかったが、今日はやっとテイクアウト

 

作家の山口瞳氏の好物だった稲荷寿司

 

穴子巻とセットで

 

噂の、オアゲさんを裏返してご飯を包み込んだ、東京のいなり

美味しくいただいた。

家内は辛いというが、この味は私はイケる。

 

こういう東京らしい食べ歩きが楽しい。