春の息吹を感じた | 気がつくと

気がつくと

東京ステイを終え故郷高知に戻りました。地味に、普段の気づきをアップしていきます。

3月に大学の恩師野澤教授にいただいた日本酒がある。

 

越州 桜日和

 

新潟は朝日酒造

そう、あの久保田を醸す酒蔵だ。

同蔵のHPによれば、蔵内で「飲んでいて疲れない酒質がいい」、「桜のイメージに沿うような華やかさ」といった試作と議論を重ね、最終的に「吟醸酒ならではの上品な香りと心地よい軽やかな甘み」を持った酒に仕上げたとある。

 

そのとおりの飲み口。グラスに注ぐと、フルーティー香が押し寄せてくる訳ではないが、菜の花をイメージするような花の香りが鼻腔をくすぐる。日本酒度+1とバランスよく、酸度が0.8で後味が極めて軽い。アルコール度13%は、軽い口あたりとなる。

 

タケノコで飲む。この写真しかないが、タケノコを真ん中にした写真を撮っておくべきだった。

オオゼキで買って家内が調理してくれた。新芽の香りが立ち上がる。まさに「春の生命」をいただいている感覚。料亭の筍と比べても遜色ない。(笑)

 

高知でタケノコは、3~4月にご近所数軒から何度もたくさんもらう。私は、タケノコは買うのでなくもらうものと言う感覚。朝堀したものをもらって昼に調理して夜食べていた。美味いが、出汁の味で食べていたような…。


一方、この小さなタケノコは、春の野山の香りに満ち満ちて、タケノコそのものの力強さを存分に味わえる。

スーパーで買ったもので、ここまで期待していなかった。(なので写真がない)

 

このタケノコと桜日和がよく合う。まさにマリアージュ!

春をいただいた。