本日、ある受検生の方より質問をいただきました。
簡単に質問内容をまとめますと、
『年金終価係数の意味と、式を教えてください』とのことでした。
お答えいたします![]()
この係数が出題されるのは、ライフプランニングと資金計画及び金融資産運用設計の分野からになります。ちょくちょく出題されます。
ただし、公式まで覚える必要はないと思います(特に3級受検の場合)。なぜならば、表で数値が掲載されて出題されることがほとんどだからです。
一応念のため、解説はしておきます![]()
年金終価係数とは、毎年の積立額から将来の元利合計額を求める場合に使用します。つまり、仮に毎年1%の利回りで毎年50万円ずつ貯金していった場合、20年後いくらになっているかというような計算をする場合に使用いたします。
公式は以下の通りになります。
S=R[{(1+i)n-1}/i]
S:n年後いくらになっているかの合計額
R:毎年積み立てる金額(毎年同じ金額と固定)
i:毎年の利回り(毎年同じ利回りと固定)
n:n年後、上記ではn乗を示す。
【例題】
毎年30万円を1%の複利で積み立てた場合、10年後の元利合計はいくらになりますか。
【解答】
S=30万円×[{(1+0.01)10乗-1}/0.01]
=30万円×【10.4622←この部分が年金終価係数】
=約313.8万円
以上でお分かりになられましたでしょうか?
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