本日の日経新聞夕刊1面に『確定拠出年金1万社超す』との記事がありました。
我々FPにとっては見逃してはならない記事になります。
以下に新聞の文面を記載いたしますと、
「加入者の運用実績に応じて受け取る年金額が変わる確定拠出年金制度(日本版401k)を導入した企業が、2008年3月末で一万社を超えたことが分かった。加入者は二百七十一万人に達し、専用投資信託の残高も増えている。昨年夏以降の株式相場低迷で年金資産の運用は厳しく、確定拠出年金の普及が一段と進みそうだ。」(日本経済新聞6月18日夕刊1面より)
自分自身で責任を持って運用するのが確定拠出年金になります。運用の仕方で受け取る年金額が変わります。株式相場の低迷時には、確定給付型の年金ですと企業側の負担が増大するおそれがあります。それにかわって確定拠出年金の場合には、給付額は固定されていませんから、拠出する企業側としてはありがたい年金制度となるのです。
「貯蓄」から「投資」への大号令のもと導入が促進された制度ではありましたが、今後ますます導入する企業が増えそうですね。これで株価が上がってくれれば言うことなしなんですが(苦笑)