
いや~やっぱりOverwhelmed(圧倒された)
それは予想道理ですけど。
看護はこちらで勉強したために、あんまりうまく日本語にならなくて、申し訳ないのですが、今日は研修のお話。
初日は研修を担当してくれるナースが忙しかったため、急遽あまり新人研修などをしない他のナースに交代になってしまいました。だからほとんどそのナースの後をついてまわるだけ。仕事前すごく心配だったから、まあ、一安心。あんまり何もやらなかったけど、とりあえずこの先どんなことをしていかなければないか、というのがわかった、という1日。
2日目は研修担当のミシェルは思いがけず2人の患者さんを担当させられ、どうしよう、と思ったけど、なんとそのうち1人を主に看ることになった。いろいろ覚えて、とても有意義な1日。
そして昨夜は3日目!
担当したのは5日前にくも膜下出血と脳内出血で入院した67歳の女性。
最初は手足を動かしていたのが、だんだん衰えてきて、昨日の午後、のど、セキ、そして瞳孔、角膜の反射神経もなくなり、血圧なども不安定になってしまいました。
おそらく、脳内の圧力が上がりすぎ、脳幹のほうが押しつぶされるようになったのだろうと。こうなると、ほとんどの場合、脳死、そして脳幹がダメージを受けたために生命の維持に必要な呼吸、心臓の機能などもなくなってしまいます。
なんかそんなことを想像すると、ちょっと恐ろしいですね

彼女は入院からずっと人工呼吸器を使っていて、とりあえず心臓は正常なリズムで動いているよう。でも血圧が下がってきてしまっているので、血圧を上げる薬が必要です(この場合はPhenylephrineでした)。生理食塩水の輸液も何回か繰り返し、脳の機能が働いていないためにおこる尿の排泄量が増え、それを防ぐ薬も必要。
瞳孔も開いてしまって、瞳をのぞいても、もう誰もいない。
手足もゴムのよう。
抜け殻で、ただ、人工呼吸器が息を吹き込み、心臓が動いているだけ。
どうやら、彼女は先立った、旦那さんの元へ、一足早く行ってしまったもよう、そんな気がしました。
脳死がおそらく確実になるだろう、ということで、臓器移植について”LifeSource"というところに電話も。患者さんが亡くなったり、または脳死である確実が高いときに(ICUなどで)、こちらでは”LifeSource"というところに電話をするのことになっています。これは、本人や家族が臓器移植に興味がある場合にも、ない場合でも一緒です。LifeSourceのナースが患者さんの病状や経過によって臓器移植のドーナーになれるか、ということを審査し、そのあとで、家族に話をすることになっています。
その後、ICUで患者さんが脳死状態になり、ドーナーになることが家族によって決められたら、臓器移植のために、臓器をちゃんとダメージしないように残さなければいけないので、脳死の患者さんを、移植を受ける人が見つかるまで、ICUでケアをするのです。
あたしが受け持った、この患者さんの家族も、おそらく今日、または明日、こういう難しい決断をださないといけないようです。彼女はくも膜下出血の前、とても元気でアクティブな生活をしてたということだから、とってもむずかしいのでしょうね。
なんだかいろいろなことを考えないといけないのですね~
こういうことをちゃんとわかるように、勉強もたくさんしないと!
ほんと大変です。
でも、やっぱり、ICU、難しいだけに、やりがいがあり、とても好きになりそう。