最近、ヨガを教えていて、背骨の側弯が気になる生徒さんがこの様に仰いました
「先生、私身体曲がってますよね?自分でもわかるんです でも理由があるんです」
と、なんだか申し訳なさそうに仰います
この方は片方の肩が大きく下がり、その肩と反対側の骨盤が下がっています。
片側に少し湾曲しています。
話を聞くと、嫁いだ頃、同居のお義母様が女性の立ち居振る舞いに厳しく、あぐらなどはかけなかったとの事
正座に疲れるとついおしりを片側に落とした、いわゆるお姉さん座りをしていたのだそうです。
その座り方ばかりしていて側弯になってしまったようです
無理せず正しくピラティスを3ヶ月ほど続けて側弯は改善されてきました
また、昨日のヨガでは
このクラスは高齢の元気な方が多く、ピラティスも取り入れてレッスンしています
やはり、50代位の女性で前述の女性の様に側弯の方がいます。
気付くとお姉さん座りをしています
この方も少しずつ改善に向かっています
他に60代、70代の方もいらっしゃりこの方々は
「先生~あぐらかけませーん」
長年このクラスを担当しているのでもうわかってましたが昨日改めて、彼女達が言いました
「私たちが若い頃はあぐらなんてはしたない座り方はさせて貰えなかった。女は正座で座りなさい。と親にも夫にも言われ続けた」
「だからあぐらが出来ないのーした事ないから~ヨガを始めてからあぐらするようになったの~」
ひゃーそうなんだぁ~
と、内心驚きました
後は外反母趾の方も60代以上の方に多く、ヨガの爪先立ちのポーズなどは足が痛くなってしまう様です
会社勤めの頃は、ハイヒールを履いてないと女子社員としてだらしないと思われた。
お出掛けはワンピースやスーツ、ハイヒールが当たり前だったそうです。
何だか年代によって女性に強いられた変なしきたりで皆さん、身体が変わってしまった様です
生きてきた経緯が50代以降に現れるのですね
そうと解れば私は全力で皆さんの背骨、股関節、膝、足関節のケアが出来る様にサポートしようと思います
生徒さんから沢山の事を教えて頂きました
今日も頑張ります
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