【職業に貴賤なし──僕の解釈】
よく「どんな仕事も尊いから、職業に貴賤はない」と言うけれど、
僕の解釈はちょっと違う。
職業に貴賤がないのは、
その仕事が“対価を得ている”からだ。
もし本当に貴賤がないなら、
どんな仕事も給料が同じであるべきだよね。
でも現実は違う。
難易度も、責任も、希少性も、社会的インパクトもみんな違うから、
対価=給料も違う。
つまり──
仕事そのものには価値の差がある。
でも、対価を受け取り、取引として成立している時点で、プラスマイナスゼロ。
“交換としてはフラット”になる。
だから僕はこう考えている。
「職業に貴賤なし」とは、
仕事の価値が同じという話ではなく、
対価の交換が成立している“市場上の平等”を指している。
道徳の話ではなく、
これは“線を引いたあとの経済の話”。
