
『冷奴(Cool Guy)Tシャツの教訓』
街で「COOL GUY」と大きく書かれたTシャツを着ている外国人を見かけた。
漢字で 冷 は “cool”、奴 は “guy” だから、
「お、英語わかってるな」と思って買ったのだろう。
でも、この二つの漢字が組み合わさると──
意味は “tofu(冷奴)”。
つまり、「Cool Guy」どころか、
あなた、ただの“冷たい豆腐”になってますよ、という話。
そしてここで笑ったそこのあなた。
あなたが今日着ているTシャツの英語は、本当に大丈夫?
僕が伝えたいのは、
英語の話だけじゃない。
単語を知っていても意味は分からない。
表面を知っていても本質は見えない。
部分だけ正しくても、組み合わせた瞬間に別物になる。
これは言語でも、ビジネスでも、人生でも同じ。
「わかったつもり」がいちばん怖い。
文字列を覚えるだけでは、何も身についていない。
“それっぽい言葉”ではなく、
“意味”を理解した上で行動できるか。
冷奴Tシャツは、ただのジョークじゃない。
「考えない人」への最高のブーメランだ。
at par で物を言うなら、こうなる:
> 無知は罪じゃない。
無知を自覚しないことが罪なのだ。
外国人を見て
「なんか変だな」
「なんでそんなことするの?」
と感じた瞬間。
その「変だ」は、
そっくりそのまま、外国人が日本人に抱いている『変だ』の裏返し
だということを、どれだけの日本人が意識しているだろう。
結局、
“自分の文化だけが標準” だと思い込んでいると、
相手の普通は全部「変」になる。
でも、アリの目で細部を見れば、
その「変」には理由がある。
タカの目で俯瞰すれば、
自分の「普通」はただのローカルルールだと気づく。
世界には「こっち」と「向こう」なんて本当は存在しない。
立ち位置が変われば、常識は簡単にひっくり返る。
だから僕は思う。
> 「変だと思った瞬間こそ、自分の世界が広がる瞬間だ」
そして同時にこうも思う。
> 相手が変なんじゃない。
変だと決めつける“自分の視野”が狭いだけ。
世界を見るときに一番大事なのは、
語学でも、知識でもなく、
線を引く力と、At Parの姿勢。
“違い”を怖がらないレジリエンス。
そして最後に、僕の結論はいつも同じだ。
海の向こうは滝じゃないんだよ。
海の向こうには、知らない世界が広がっているんだ。
Fun Ace, Inc.
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Aggrieved Duckling
Yeah, the ocean doesn't fall off a cliff after all
