テレビはボーッと見ないで、アリの目タカの目を駆使して観察して羽の生えた想像力を使って、演繹と帰納のアコーディオンで、自分では経験できないシーンから自分に当てはめて教訓にするというスタンスで見ています。
いつかはヒーロー # 7ではどうも首肯しかねるシーンがありました。
ニュースで「重大なコンプライアンス違反があったことが公表され(おそらく具体的な内容は公表されていない)、それを受けて株価は大幅安」と報道されてました。
ちょと待てよ、と。
法律違反ならわかる。コンプライアンス違反とは法律の範囲内の言ってみれば内規の違反でしょ。もしコンプライアンス違反が法律も違反していたなら法律違反と報道されているはずだ。コンプライアンス違反と報道されてんだから法律違反ではない。
つまり大きなお世話なわけで、むしろガバナンスが効いてると押し目には買いが入ってもおかしくない。
コンプライアンスという黒船を正しく理解せず、言葉だけが一人歩きしてガラパゴス進化を遂げるいつものパターン。法令遵守なんて訳しちゃってさw
コンプライアンスって「(ルールを)守ってる」って意味ね。
法律を守るための仕組を作るのがコンプライアンスだとワタクシは理解しとります。
今日さっき日本語学校でも話して来ました。
「ルールは、なぜそんなルールがあるのか、ルールの目的なんかに興味はありません。ルールがあったら守ることが大事なんです。何が何でも守るんです!
それが日本です。」
(バカみたいでしょ?とまでは言ったかな?言わなかったかな?言ったな....)
**“法”という本来の境界線があるにも関わらず、
「念のため」「問題にならないように」と、自分たちで勝手に“内側の内側”に線を引いて、どんどんどんどん自分を縛り付けてその中だけで安全に動こうとする滑稽さ”**。
そういうの好きでしょ?(いや、ウチの会社はそんなでもなかったと思うけど。結構攻撃的な人いたしwいっぱいいたしwww)
打席に立たなきゃ三振しない。
コンプラーな諸先輩もご覧になっている中、白状すると、ワタクシは塀の上を歩くコンプラを目指してました。塀があるんだからセイフティを取らず、塀の中に落ちないようにギリギリを攻めるべきだと思っとりました。