「教育はサービス業ではない」
今の日本の教育は「先生が教えてくれたことをちゃんと覚えたのに点が取れなかった」「学校でやってないから分からない」という“お客さま精神”がはびこっている。でも本来、「学ぶ」とは自分からつかみに行く行為であり、「教わったから知っている」は本質じゃない。

■ 問題提起:
「英語を6年間やっても話せない」という批判は教育現場を知らないのだという英語教師の書いたブログを読んだ。

しかし裏返せば、「だから話せないのは当然」という“言い訳社会”にもなっている。

習うことが勉強ではない
 → 自主的に知りたいと思うこと、それこそが本質。
 → 教師は「勉強の楽しさ」「知的興奮の扉」を開けるべき。

学校は“知的な呼び水”を提供すればいい
 → 例:「海の向こうは滝じゃなかった」的な話(Eureka!)
 → ワクワクさせて、「もっと知りたい」と思わせる役目。

自習こそが本物の学び
 → 時間割に「自習時間」を正式に設ける。
 → 自習したくなければ帰ってもいい(=自由意志を尊重)。

テストは“教えたこと以外”も出す
 →「勉強=範囲の暗記」の固定観念を壊す。
 → 自分の位置を知る地図としてテストを使う。

結果に対する責任を自分で持たせる
 →「教わってないから分からない」という他責を許さない。
 → 位置情報(=点数)は“誰かのせい”じゃなく、自分の現在地。

『教えるな、問いを撒け。』

『教室は出発点、学びは自習室にあり。』
『点数は“現在地”。その地図は自分で描け。』
私は底上げ式教育を志向していません。
引上げ式教育志向です。
高度成長期は考えぬ奴隷のレベルアップが必要でした。今必要なのは正解のない世界で生き抜く力だと思います。
今までの平べったい知性のピラミッドはどんどん縦長にならざるを得ないと思います。

#自分
#勉強
#本質
#自習



Aggrieved Duckling
世界中で生き馬の目を抜く投資銀行業界でしのぎを削って来たのち身体を壊して地元に戻りました。
ボクが見聞きしてきた世界を日本の子供たちに伝える活動をしています。
キーワードはEureka!(カリフォルニア州モットー)とExcelsior(ニューヨーク州モットー)です。