+++++++++++++++++++++++++

まえばしCITYエフエム(84.5MHz)月曜18:00の番組、MEEの英語の歌の和訳、解説、脱線話のコーナーのアーカイブです

まえばしCITYエフエムはラジオアプリ『リスラジ』で世界中どこでも聴けます

+++++++++++++++++++++++++

 

今週は、コニー・フランシスのWhere the boys are(ウェア・ザ・ボーイズ・アー)(邦題:ボーイハント)をお届けします。60年代前半のオールディーズです。

この曲を歌うコニー・フランシスはマンハッタンの対岸、ニュージャージー州ニューアークのイタリア移民の家に生まれました。11歳の頃から地元のステージに立って歌い始め、17歳で歌手デビューを果たしましたがしばらくは鳴かず飛ばずでした。20歳で「Who's Sorry Now?」が大ヒットしてからはヒット曲を連発、さまざまなジャンルを歌う歌姫ですが、女性初のロックンロール歌手とも言われました。英語だけでなく日本語、ヘブライ語、ドイツ語など15の言語でレコードを出したりもしています。ポニーテールに膝上丈のワンピースの時代の代表的な歌手です。日本では弘田三枝子とか中尾ミエにカバーされました。

今日紹介する曲はコニーが主演する同名の映画の主題歌として作られたものです。

この曲を、コニーは日本語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ナポリ語、スペイン語でも歌っています。

~~~~

男の子たちが集まっているわ

誰かが笑顔で私のことを待っていてくれるんじゃないかしら?

きっと暖かく包んでくれるのよ

私をやさしく抱きしめてくれるの

そこにはきっと私の本当の愛があるのよ

その人はこの街のどこかで私のことを探してくれているのよ

たくさんの人の中に私の彼はきっといるんだわ

彼を見つけ出したら高い塔の上にのぼって、「私、彼と付き合ってるの!!!」ってみんなに自慢してやるのよ

そんな彼が見つかるまで

私はずっと待ってるのよ

~~~~

邦題はボーイハントでしたけど、主人公の女の子からアプローチするという歌詞は一つも出てきませんでしたね。

当時の価値観的に女性からアプローチすることはまず無くて、男子が声をかけてくるのをひたすら待つという夢見るティーンの歌でした。

最近ではナンパをする文化はなくなってしまったそうですが、ボクが若い頃は駅の北口ロータリーや敷島公園の中を車でぐるぐるまわって女の子とお友達になるのが毎週末のお楽しみでしたよね。みなさんも行ってたでしょ?行ってましたよね?

夏には海に行くと、夜、花火をしようつってナンパしましたよね?したでしょ?ね?

ボクらはただ花火に誘うのでは芸がないので、表に○、裏に×と大きく書いてあるウチワを予め準備していって、女の子に渡して、それから「花火しない?」って誘ってウチワで回答してもらうとかやってました。

意外と受けて、割と成功したんですよねぇ。あぁあの頃は楽しかったなぁ….