塾で教えだした年に中学1年生から個別指導した子が先日第1志望の高校に合格した


その子は中1当時、教科の先生の指導と合わないこともあって「英語なんて大っきらい!なんでこんなわけもわからないことをやらなければいけないのかわからない!」と年中ふくれていた


昨日は彼女の塾の最後の授業だった

「先生、あたし(彼女が打ち込んでいるスポーツで)世界を目指したい!

だから英語をもっともっと勉強したい!

どうやったら英語を上手に話せるようになる?」


に変化した

勉強のその先に自分自身が決めた目標があれば、勉強は強制ではなくなる

実際、彼女の英語の成績は飛躍的に上がった


英語の指導そのものというより、地元しか知らない小さな世界の外には見たこともない広い広い世界があるんだよ、頑張ればキミだっていけるよ、と言い続けたことが彼女自身のモティベーションアップに繋がったのだと思う


学校の先生との相性も運が良かった


彼女は毎週毎週、「学校の先生の言ってる意味がわかんない!学校の先生はなんでそうなるのかを教えてくれない」と憤って塾に来ていたので僕にとってはお誂え向きだった

これはこうだからそうなるんだよと教えると

そういうことだったのか!とEureka!体験をかさねていった


彼女は、なぜそうなるのか?が大事だということを体で覚えたと思う


「先生のおかげで英語が好きになりました!

先生ありがと!」


ホントはね、英語を好きになったんじゃないと思うよ

それまで目先のことしか見えていなかったのが

遠い未来のことまで考えるようになって、やりたいことの達成に英語が必要だから英語を知りたくなったんだよ


大人になったってことだよ


彼女にはツッコミイングリッシュ、仮定法はすっぱい葡萄、語源学習、発音とスペル、日本語と英語の違い....を教えたからまぁなんとかなるだろう


世界選手権で優勝したらインタビューのとき俺のお陰で世界チャンピオンになれたって言うんだぞ!


もちろんでーす

と相変わらず元気に帰って行った


Break a leg

おじいちゃん応援してるよ