今週は母校カリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院MBAの卒業式でした。

卒業式には著名な卒業生の講演があります。毎年とてもいい講演なので毎年見ています。

今年の基調講演はビザのチーフマーケティングオフィサーがスピーチをしたのですが、ボクの主張と同じことを言っていたので紹介します。

フランク・クーパーIII (31分ころからです。PCで見ると英文字幕もついています。)

(それにしてもボクの時代と比べて有色人種、特にインド系がすごく増えててちょっとびっくり)

 

 

 

1. 好きなことを仕事にする

2. 自分が得意なことを仕事にする

3. 世界が求めていることを仕事にする(稼げること)

 

この3つの共通集合をしろ!というメッセージでした

 

1. 好きなことなら頑張れる

2. 得意なことだから競争に勝てる

3. (お金の項で説明する)世界が求めているものであれば稼げる

 

ボクの身体にはバークレーでの経験が染みついているので、まったくの同意見、当たり前のことである。

ひょっとすると、オリジナルのつもりのボクの主張はまるっきりバークレーイムズなのかも知れない。

(あ、ちなみにボクは学生相互投票でハースのコア・バリューの一つ、confidence without attitude賞をもらっている。成績優秀賞は取ってないけど、そんなのよりずっとうれしかった。だって、ミスター・ハースってことだもん。ウォール街からベイエリアに引っ越してきたときは多分ミスター・アロガントだったはずなのにw)

 

そして、目標に向かって進む原動力となるのは、もちろん情熱(passion)であるが、

それだけでなく、勇気(courage)が必要である。

 

勇気とは、怖さ(fear)を無視するのではなく、

怖さを認識しつつ、その居心地の悪さを克服して前進することだ。

 

既存の方法に固執せず、目的達成することを第一に考えろ。

 

という内容でした。

 

そして、どの講演者も、「キミたちは世界のリーダーだ。入学したとき、既に世界のリーダーだっただろう(だってそうじゃなきゃ受からない)。そして『もっとできるはず』という気持ちでハースに来たはずだ。キミたちは世界有数の優秀で、勇敢で、心優しく、クールな集団だ。(smartest boldest kindest coolest people in the world)キミたちには世界を変える力がある。」みたいな内容の激励をしました。

 

こういう激励の言葉は日本ではあまり聞かないと思うんですが(あれ?ボクが東大じゃないから聞かないだけ?東大だと言うんですかね?)、アメリカではちょくちょく聞きます。

 

こうやって、世界を牽引する責任感を植え付けられるのだと思います。

 

ボクも生きているうちに卒業式に基調講演で呼ばれる実績を残さなくっちゃって気に毎年なります。

結果は出てないけど....

 

GO BEARS!