日本の大学のとき、車で通学を想定していたので

 

駅から10分くらいのところに住んでいた

 

実際駅を使ったことは2年間で数えるほどしかなかった

 

どこへ行くにも車だったし、それゆえに六本木はめんどくさいからと横浜で遊ぶことのほうが多かったときもあった

 

大学までは車で15分

 

ある雪の日

 

ボクの車は今も昔も雪には弱い後輪駆動

 

仕方ないから電車で行くかとやっとの思いで決心して井の頭線の駅に向かった

 

2限に間に合わなくちゃ

 

駅まで普段10分のところが、雪で歩きづらかったので20分かかった

 

井の頭線で吉祥寺に出て、そこから武蔵境までJRで行って、またバス

 

バスが来ない

 

そして校門前のバス停で降りてから、キャンパスまでは直線の道を1キロ歩くことになる

 

やっとの思いで到着。1時間以上かかった

もちろん2限はもうほとんど終わっている

 

キャンパスは真っ白

 

人はまばら

 

そして掲示板には無残にも「雪のため休講」のお知らせ

 

誰もいないから遊び相手も見つからない

 

仕方ないから吉祥寺に戻ってひとりで昼飯食って帰った思い出

 

雪降ったらもう絶対学校行かないと決めた瞬間であった

 

 

一方、シンガポール勤務のときは、

 

職住接近を強く意識していた時期で

 

 

オフィスのビルの3本隣のマンションに住んだ

 

ドアトウドアで10分

地下道で繋がっているので雨でも傘いらず

 

 

その分まったくシンガポールは探検できなかったけど、ありゃ快適だった

 

結局シンガポールはオーチャードとリャンコートとクラークキーとデンプシーヒルしか詳しくなかった

 

セントーサには1度しか行かなかったし、ホランド・ビレッジも数えるほどしか行ってない

病院があるからブギスには毎月行ってたけど、なに?アラブ街?みたいなとこなんか毎回素通り

 

ホント、シンガポールはつまんなかった

 

あぁ、でも通勤時間の短さなら地元に帰ってきてからのほうがもっと短いか

車でも自転車でも5分

 

通ってた小学校より近かった