みんないい結果であることを願ってます

 

合格発表で覚えていること

小学校....ない。知らないうちに合格してた。

中学校....ない。受験とは形式だけでクラス分けのための試験だとか。

高校....みんなが受けるっていうから同じとこ受けた。大して勉強せず(フリはしたけど)、落ちるはずないし、うれしいとかいう感情はなかった。

大学....受験勉強とかは全然しなかったけど、アメリカの大学に合格したってときはうれしかったな。

 

という凪な人生を送ってきたわけですが、

大学院は目的をはっきり持って大学選びをし、しっかり対策練って臨みました。(以下単なる回顧録でして、自慢ってわけではちょっとある)

 

1. 人数が少なくて、全員と友達になれるところ→大教室の授業なんて絶対サボるから

2. 日本でも有名なところ

3. あったかいところ→雪かきもうイヤ

4. フットボール、バスケットボールが全米1部リーグに属していること

5. ファイナンスが強いところ

6. 世界中から学生が集まるところ

 

あら?まぁ優先順位はちょっとあれだけどこんな基準

 

ペーパーテストはGMATっていう共通テストみたいなもので論理的思考とか算数とかの問題が出る。こういうのはすぐ取り掛かってさっさと終わらせる。

日本人がトップMBAに合格するには550必要って言われていた時代、トップ校の合格者平均が620くらいだった時代

一発目で670だった。3か月で裏技本をやっただけで720まで上げた。

これで終わりでいいや。

 

外国人用の英語の試験 TOEFL

これも無勉強でさっさと受けて650

終了

 

で、推薦状と小論文に時間をかけた。

つってもどこの大学も聞くことは同じようなもんなので、それぞれのトピックについて書いて、各大学の設問に応じて切り貼り。

 

推薦状では、小論文で書いたセールスポイントを補強するような内容のエピソードを推薦者とオレの関係性説明とともに散りばめて、日本人には自分で英文で書いて、日本語訳を作って署名してもらい、アメリカ人は(推薦状を頼まれるのは名誉なことなので)頼めばほいほい喜んで書いてくれた。

 

そんで出願。

 

MBAは半年くらいを何ラウンドかに分けて願書を受け付けるようになってるところが多い。

 

出願すると面接のスケジュールが入る。

 

イエールはニューヨーク市内で行われたMBA見本市の会場で会議室に呼ばれて入試事務局長と面接。

その場で合格もらった。

 

ダートマスはタイムズスクエアで、ディズニーで働いてるOB面接だった。

 

コーネルは大学まで4時間かけて車で行って、入試事務局長と面接やって意気投合して帰ってきた。

 

デュークも会社を休んでノースカロライナまで日帰りで行ってきた。

面接のほか、在校生にアテンドしてもらって授業に出させてもらったりキャンパスを案内してもらった。

授業体験行くでしょ?体験だから学生が受けてる授業を聞いてるだけだと思うでしょ?


指されるのw


キミは金融か

じゃぁ答えられるね

 

イリノイは電話面接で、仕事中に1時間くらいしゃべった。「合格だけどさ、どうせキミもっといい大学に受かっちゃうからウチには来ないでしょ?」

 

バークレーも会社を休んで行った。ビジネススクールの新しいミニキャンパスができたばかりで、きれいだった。うちの銀行からは毎年ここにきていて、知ってる人が在校だったので案内してもらった。これも日帰り。

 

テキサスとNYUは面接なかったな。

 

合格通知が届きだす。早いところは年明けすぐくらいに来る。

オレ、第一志望がバークレーで第二志望が僅差でコーネルだったの。

 

事務局長から口頭で合格って言われてたイエールに加えてコーネル、ダートマス、デュークからも続々と合格通知が届いた。

あ、多分イリノイからもそのころに来たけど、全く関心がなかったからw

だって最終すべり止めのつもりだったから

 

肝心のバークレーから来ない

 

コーネルの合格通知には、入学するなら一週間以内に入学頭金払ってねって書いてあった

 

そんで困ってバークレーに電話した

 

合格通知まだ~?コーネルが金払えって言ってきてるんだけど

今すぐ合格さしてくんないとコーネルに行くことになっちゃうんだけど

 

バークレーは留学生の選抜は2月末のラウンドの一回きりってことになっていて、今すぐ合格を出すことはできないんです

残念ですけど

公立だから融通きかないし、お金無いのよ

 

ということで、

 

じゃーしょーがないからコーネルかーと思っていたら

 

次の日速達でバークレーから合格通知が届いたw

 

そうこうしていると、どこの学校も合格者歓迎パーティに招待してくれる

 

ニューヨークのミッドタウン、グランドセントラル駅付近にはアイビーリーグの大学の同窓会館が集まっている

旧帝大の学士会館とか一橋・東工大の如水会館みたいなもん

 

大学OB(と招待者)しか入れないエクスクルーシブな空間w

憧れちゃうんだよねぇ

 

東大や一橋のやつが主催するパーティをそういうところでやるでしょ

行くでしょ

 

いいなぁって思っちゃうわけ

ミーハーだから

 

そんでイエールはイエールクラブってのがあって、そこに招待されて、

 

コーネルは全米一美しいキャンパスって言われてるコーネル大学のキャンパスのど真ん中に鎮座するホテル学部附属ホテルに招待されて、

 

ダートマスクラブはイエールクラブに間借りしてるんで、もう一度イエールクラブに行って

 

南部のハーバードことデュークのデューククラブはコーネルクラブに間借りしてるんで今度はコーネルのマンハッタンの隠れ家にお邪魔して

 

そんでもってバークレーは東には拠点がないんで、ハーバードクラブのボールルームを借りてパーティやった

おーーハーバードクラブ

来てみたかったんだよなぁ

こういう重厚な金持ち空間って会社の金で何度も経験させてもらったけど、

 

ハーバードかぁ

すげーなー

とミーハーに感動する

 

受験してる間は高飛車な事務局も、一旦合格したこっちがお客さんだから態度がころっと変わる

 

やっぱ私立の方が金あるわ

 

バークレーのパーティでは、サンフランシスコから歓迎隊が来てて、事務局長から「あんた合格通知早く送れって電話してきたんだってね?w」とからかわれた

「本当は留学生枠で見るはずだったんだけど、そんな電話をしてくるのはまさしくニューヨーカーだってことで、アメリカ人のニューヨーク地区選考の1月合格枠で合格出したのよw」

 

あ~、だからかぁ。電話で断られた翌日に合格通知が来たからびっくりした~

 

そうよ、電話の報告を受けてすぐ送ったのよw

 

というやり取りが印象に残っている

 

 

そうこうしてもう合格発表の熱が冷めたころにうすっぺらい合格通知が公立のテキサスから届いた。

 

一応銀行の他の人も受けているので余計な願書は取り下げることになってて、うんともすんとも言ってこないNYUに電話してみると、電話番のねーちゃんが態度悪く「願書が山ほど来てるのよ!待ってて!」って怒鳴るから

「そんなに山ほど来てるなら大変だろうから願書取り下げます。山の中から探してください。もっといい大学に受かったのでもうNYUは用なしです。」って言って電話切った。


まだ若くて時代もイケイケだった頃の昔話



最近新作がないのが悲しい