ワイドマーケット
対になるのはタイトマーケット
相場用語なんだけど、
先行き不透明だと思われたり、
参加者が少なくて閑散としていたりすると
売値(オファーとかアスク)と買値(ビッド)の差が大きくなる
それがワイドマーケット
情報量が少ないと、参加者が情報を処理できていないとワイドになるということ
だって怖いから売り手も買い手も腰が引けた値付けをするから
透明性の高い市場ではタイトになる
取引が活発な市場ではタイトになる
例えばドル円市場 114.613 - 615
0.2銭のビッドオファースプレッド
これタイトマーケット
円スイスフラン市場 125.292 - 312
2銭のスプレッド
ワイドでしょ?
ドル円の取引量と円スイスの取引量、どっちが多いか想像できるでしょ?
取引をするには二つの方法がある
買いたいなら
市場にビッドを置いて誰かがそのビッドに売りを入れてくる(ヒット)のを待つ
もしくは、誰かが出している売り(オファー)を買いに行く(リフトする)
価値判断ができないマーケットに突然来ることになって、
しかもそのマーケットは超閑散
価値判断ができないマーケットでも烏合の衆がうじゃうじゃいるような厚いマーケットなら
オファー出しときゃいつかはリフトされる
薄いマーケットではそれもない
オファーはリフトされない
仕方ない
AWHの出す引けたビッドをヒットしに行くしかない
えー---?!
こんなに逃げてくの?!
がー--ん
収入が1/10になるメカニズムの大部分はむしろこっちじゃなかろかと思う
分断された市場の需要供給曲線がどうたらこうたらってのはその次
価値の判断の欠如ってことのほうが俄然大きいと思う
だからオレは自分の価値が正当に評価されるようにみんなに頭よくなってもらいたいわけ ← 今ここ
この街を元気にしたいわけ ← 今ここ(あぁ、こっちは需要供給曲線のなんちゃらでもあるか)