生徒の発音が非常に気になる
学校で何を教えているのだろうか
できる生徒も知らないので、多分教えていないのだ
50音の呪縛から逃れるのはそんなに難しいことなのか....
これも正常性バイアスなんだな
有声音と̥無声音
これ中学1年で習わないの?俺の学校ではやったけど
喉に指を当てたり、紙を唇に付けたりして、
震えるのが有声音、震えないのが無声音
有声音は母音と有声子音がある
無声音は無声子音がある
つまり母音は常に有声音なわけ
これがわからないと次の音節に行けないと思うんだけど
クリスマスの例をよく使うのだけれど、♪クーリスーマスが今年もやってくる というCMのクリスマスは5母音、5音節で歌っているから音符が5つ充てられている
英語ではクリスマスは2母音、2音節なので音符は2つしか充てられない
日本語のようなタリラリラーンというメロディーにはなれない
これ、12月のどゆソンのネタ
最近よく聞くのは、ワクチン
これは、ワ・ク・チ・ンと4音節で読む人(関西の人に多い さんまとか)と
ワク・チンと2音節で読む人がいる(母音ウは日本語でも無声化することがある ンは無声化することがあるから)
これ区別してないでしょ?ちょっと違和感を感じることはあるけど
日本語はほとんどの場合子音には母音が付く
それが50音
50音脳になっているから、日本人の英語発音はギクシャクするの
「発音なんか悪くても内容が良ければ聞いてくれる」
そういう人もいるけど、これはウソ
発音悪かったら内容なんかわかんねーもん
そりゃぁね、ノーベル賞モノの発見を学会で発表したり、何十億の取引をするってときなら相手は聞いてくれる
そんなことするの?
普段の生活で、内容なんか勝負の会話しないでしょ
外国人って日本人みたいにやさしく下手くそな発音に付き合ってくれる人は少ないよ
発音大事なのよ
そして、もっと重要なのは、オレは英語学とか音声学とかは全然学んでないってこと
それでもここに行きついて後から調べたら音声学的に当たってた
なぜ俺がこの違いに気が付いたかというと、
観察眼
比較する目 違いを抜き出す力
そして演繹と帰納のアコーディオン
答を知らなくても自分の知っていることから導き出せることはたくさんあるんです