Without prejudice
いい例を見つけた
常々、この言葉って説明するのむずかめんどくせーと思っていたのだった
偏見なく と訳すのは簡単だが、その偏見とはどんなことを指すのかw
そもそも偏見とか、justiceの意味が日本語と英語では違う
価値観と視点が違うのだ
言葉が違うときは、そもそもの文化、思考も違うことが常であり、
それぞれには歴史がある
それを訳すのだからlost in translationのリスクは常に想定しうるものだ
without prejudice
これをどう訳すか
翻訳のテクニックの問題では対処できないと思う
この言葉の意味をひとつにくくるような表現を使うと、チンプンカンプンになる
場面によって使い分けるのがよいか
どうせ知らないだろうから、この単語を調べてみるといい
立場によって色んな意味の違う解説が見つかるから
それを一言でまとめてみるといい
チンプンカンプンになるからw
この言葉の色々な側面を毀損せずに説明できるか
恐らく誤解を生んで、その誤解が独り歩きする
だからといって全部を網羅した説明を始めたら途中で誰も聞かなくなる
文化を共有していない人との対話は時間がかかる
一つの単語の背景理解が違うからだ
銀行のヤツになら3行で終わることが
ここの人に説明するのには3時間かかる
無論知能程度や鍛錬度の違いは大きいのだが、文化の共有が為されているかの差もまぁその根底にはある
やっといて
この一言の中に含まれるいくつもの作業が共有できるか
犬星か
だからビジョンの共有は必要なのだ
価値観の共有には時間がかかるのだ